マンチェスター・ユナイテッドがジダン獲得に迫っていた?元会長が明らかに

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 かつてマンチェスター・ユナイテッドで会長職を務めていたマーティン・エドワーズ氏が、過去にユヴェントスでプレーしていたジネディーヌ・ジダンを獲得する可能性があったことを明らかにした。

 フランスのレジェンドとして名高いジダンは現役時代、フランス代表としてワールドカップとユーロ優勝に大きく貢献し、ユヴェントスとレアル・マドリーで中心選手として活躍。

 数多くのタイトルを獲得し、真のフランス代表として未だに伝説的な存在として語られる選手の一人だ。

 指揮官としてもマドリーで充実したキャリアを歩んでおり、まさしくマドリーと一心同体で現在の仕事に尽力しているのが現状だ。

 だが、少しの歯車が狂わなければ、ジダンがマンチェスター・ユナイテッドへ移籍することとなっていたかもしれないというのだ。

 1996年、当時ボルドーでプレーしていた24歳のジダン獲得に動いてたいのがエドワーズ氏だ。

 その後、ユヴェントスへ移籍し世界有数の司令塔として活躍する選手へと成長したのは周知の事実。

 当時、ユナイテッドを率いていたサー・アレックス・ファーガソン監督が、元フランス代表のFWエリック・カントナとポジションが被り、エゴが強いもののチームで中心選手として振舞っていたカントナの怒りを買う可能性があったため、ジダン獲得を見送ったというのだ。

 エドワーズ氏は、現地メディアのインタビューでジダン獲得について次の通り明らかにした。

「 ジダンとエリックは同じポジションでプレーしていた。そしてアレックスは仮にジダンを獲得した場合、“ キング ”エリックを怒らせることになってしまうと考えていた 」

 と、話している。

 ユヴェントス、そしてマドリーでの実績を考えれば、カントナを放出してまでも獲得する選手であったことは間違いない。

 現に、その翌年にエリックは現役から退いており、ジダンを獲得しておけば向こう510年は司令塔の問題に苦しむことはない。

 同時に、フランスへの強力なコネクションを有することとなり、近年フランスから欧州を代表する選手が次々と排出されていることを考えると、、、

 たらればの話をしても空虚は現実を受け入れることになるのだが、ジダンを獲得しておけばユナイテッドが獲得したタイトルはさらに多くのものであったことは言うまでもないだろう。

 もしかしたら、ジョゼ・モウリーニョ監督の代わりにユナイテッドで指揮官を務めていた可能性もある。

 何れにしても、これまでユナイテッドが逃してきた魚は非常に大きな選手であったと言うことは間違いない事実だろう。

 

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