レアル・マドリー所属のMFマルコス・ジョレンテ。ジネディーヌ・ジダン監督の来季の構想から外れ今夏の移籍が濃厚とされるジョレンテの去就にアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドといった複数のクラブが獲得に関心を示しているようだ。
マルコス・ジョレンテ放出を表明のレアル・マドリー
争奪戦激化へhttps://t.co/XGBX88sTXX— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 10, 2019
移籍リストへリストアップされたジョレンテ。
中盤の補強を目指す複数のクラブがジョレンテ獲得に強い関心を示しているとのこと。
すでに、アーセナルやユナイテッドの他にもアトレティコ・マドリー、セビージャ、フランクフルト、ボルシア・ドルトムントといったクラブが関心を示す。
クラブ首脳陣は、下部組織出身のジョレンテに一定の評価を与えているようで、買い戻しオプションを付与した完全契約での売却か、レンタル移籍となる可能性が高いとのこと。
2015年にトップチームへ昇格し、16-17シーズンはアラベスへレンタル契約で加入し結果を残したジョレンテ。
類稀なるパスセンスは高く評価されるべきもので、ルカ・モドリッチやトニ・クロース不在時にその穴を埋める活躍を披露していた。
だが、ジダン監督からの評価は思わしくない。
第一次政権下でサブ要員としてベンチを温める試合が多く、今季も公式戦で15試合に出場し2得点のみと出場機会は限られている。
マドリーとジョレンテの現行契約は、2021年まで残しているものの、選手本人はさらなる出場機会を求めているのが現状。
今回、構想外と表明された3選手の中で最も将来性が期待できる選手だけに、クラブとしても慎重に育成していく路線であることは間違いなさそう。
近年、下部組織出身選手が完全取引で移籍を経験し、新天地で大きく飛躍しマドリーへ復帰するケースが多くなっている。
レンタル契約では不安定な状況で新天地を求めることになることから、買い戻しオプションを付与した完全移籍で新天地を求めることのようが選手として大きく成長する要因となるかもしれないが。