ライプツィヒ所属のFWティモ・ヴェルナー。ブンデスリーガで急成長を遂げる将来を有望視されるヴェルナーが、自身のキャリアについて次のような展望を話した。
「 ビッグクラブでプレーしたい。ライプツィヒでとてもうまくやってきた。今は非常に快適だと思うし、しばらくここでプレーしたいと思っているよ 」
「 僕はライプツィヒが大好きだ。おそらくこのクラブもビッグクラブになるだろう。そう確信しているよ 」
ヴェルナーは、昨季2部に降格したシュトゥットガルトからライプツィヒへ完全移籍デイ加入。
リーグ戦で得点ランク4位となる21ゴールをマークし、ブンデスリーガ昇格初年度で2位フィニッシュするなど好調なチームを牽引するパフォーマンスを披露していた。
この活躍により、欧州のビッグクラブがヴェルナー獲得に関心を示している。
中でも、レアル・マドリーはヴェルナーのパフォーマンスを継続的にチェックしているとされており、獲得の可能性を模索しているという。
この夏、チェルシーへFWアルバロ・モラタ、リヨンへFWマリアーノを売却したマドリー。
かねてからターゲットとしていたFWキリアン・ムバッペをパリ・サンジェルマンへ強奪され、“ 9番タイプ ”の新戦力を加えず、らしくないマーケットを過ごしている。
FWカリム・ベンゼマが6週間離脱が確定する負傷を負い、開幕早々にストライカー不足が危惧されている。
チャンピオンズリーグで2ゴールをマークしたFWクリスティアーノ・ロナウドの圧巻のパフォーマンスは健在だが、リーグ戦では出場停止の影響もあり出場試合数は“ ゼロ ”。
ベイルが徐々に復調の兆しを見せているものの、ストリアカー陣の戦力不足は危険値に達している。
早ければ、今冬の移籍市場でストライカーの補強に着手するのではないかと見られており、ヴェルナーが補強リストの上位にいることは間違いなさそうだ。
なお、ヴェルナーはライプツィヒとの現行契約は2020年に満了を迎えることとなる。
選手本人は、契約更新を最優先として考えているが、マドリーからの熱烈なラブコールを受け、どのような決断を下すことになるか注目が集まりそうだ。