マドリーがラウル・ヒメネス獲得を模索?ベンゼマの控えとして獲得を狙う

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 ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ所属のFWラウル・ヒメネス。レアル・マドリーが、ヒメネス獲得を模索しているようだ。
 昨年夏の移籍市場でフランクフルトからFWルカ・ヨヴィッチを獲得したマドリー。

 

 今季、エースを務めるカリム・ベンゼマの負担軽減と、競争力維持が目的で将来有望株と期待されたヨビッチを獲得。
 だが、ジネディーヌ・ジダン監督の信頼を勝ち得るパフォーマンスを魅せることができず、ベンチ生活が続くのが現状。

 

 加入1年でクラブ退団報道がなされるなど、ヨビッチにとって苦しい状況が続いているのは間違いない。
 今季、前半戦圧巻のゴール数を誇ったベンゼマだが、後半戦に差し掛かるにつれゴールからと盛りパフォーマンスが劣化。

 

 32歳を迎え、すべてのコンペティションで結果を残すことが困難になりつつあり、クラブは負担軽減に向け新たなストライカーの補強を模索。
 ジダン監督が今夏の獲得でリストアップしているのが、ウルブスで結果を残すヒメネスだという。

 

 2018年にイングランドに渡り、約2年間で39ゴールをマークする活躍をジダン監督は高く評価。
 過去アトレティコ・マドリー在籍時代の失敗は苦慮していないようで、今夏の獲得を希望しているという。

 

 獲得に必要な移籍金は5000万ユーロ程度。
 29歳の控え選手に投資するには大きすぎる金額だと言わざるを得ないだろう。

 

 マドリーの現状を考えれば、スムーズな世代交代を視野に入れ、25歳前後までの若きストライカーに資金注入するのがベストな選択だと考える。
 ベンゼマを控えに追いやるポテンシャルを持った選手の獲得が必要であることは間違いなく、現地メディアの動きを見ていてもフロントも同様の意見を持っている模様。

 

 各セクションに即戦力の選手補強の必要性が叫ばれるマドリーにおいて、ベンゼマを重要視し続けるプランを持つジダン監督の考えはいかがなものなのか?
 今後の補強に向けた動きに注目が集まるが果たして。

 

 

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