パリ・サンジェルマン所属のMFユリアン・ドラクスラー。レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督が獲得に強い関心を示しているようだ。
報道によると、ジダン監督がドラクスラー獲得に関心を示している。
今季、リーグ戦で開幕ダッシュに失敗し苦しい戦いを強いられているマドリー。
負傷離脱者が相次いでおり、前線のオプションにドラクスラー獲得を検討しているようだ。
今夏の移籍市場で、バルセロナやアーセナル、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドといったビッグクラブが獲得に関心を示したとされているドラクスラー。
最終的にパリSGに残留したが、ネイマール加入で出場機会が限られているのが現状だ。
欧州のビッグクラブが継続してドラクスラーを調査していることは間違いなく、今後の動きに注目が集まっている。
この夏、ネイマール獲得に2億2200万ユーロという巨額を投資したパリSG。
ファイナンシャルフェアプレーを考慮すれば、高値で売却が可能な複数の主力選手の退団が噂されている。
ジダン監督が強く関心を示しているとされているが、本当にドラクスラーが必要かどうかを問われれば大きな疑問が。
半年間のレンタル契約での獲得は魅力的であるが、完全契約での獲得は魅力は感じない。
来夏の移籍市場でチェルシー所属のMFエデン・アザールやユヴェントス所属のFWパウロ・ディバラといった選手等がリストアップされていることを考えると、ドラクスラーに大金を投資することは理想ではないだろう。
冬のマーケットが開幕する頃には、FWカリム・ベンゼマが負傷から復帰する見通しであり、戦力の上積みが期待できる。
冬にベンゼマのバックアッパーや中盤の世代交代の足がかりとなる選手の獲得が理想的であり、ドラクスラーの補強が本当に必要なのかは懐疑的な見方しかないような気がするのだが。