レアル・マドリー所属のMFトニ・クロースに移籍の可能性が浮上した。今季、低調なパフォーマンスに終始するマドリー。
来季に向けチーム強化を推し進めるフロレンティーノ・ペレス会長が、クロースを放出リストへリストアップしているという。
チャンピオンズリーグで決勝トーナメント進出を決めたマドリー。
一方で、リーグ戦で勝ち点を稼げておらずリーグ第13節を終えた時点で6位と低迷。
各セクションに問題を抱えるマドリーだが、ペレス会長は中盤に多くの問題を抱えていると考えている。
とりわけ不評を買っているのがクロースだ。
2014年夏にマドリーへ加入以降、中心選手として活躍するクロースを、ペレス会長がここまで酷評したのは初めて。
クロースの需要は高く、これまでマンチェスター・シティが獲得に強く関心を示していたが、ことごとくオファーを拒否し続けてきたのが現状。
だが、来夏の移籍市場では状況が大きく変わることになるかもしれない。
中盤の再構築に向け、ペレス会長はトッテナム所属のMFクリスティアン・エリクセンとインテル所属のMFマルセロ・ブロゾビッチ獲得に関心を示している。
すでに、ルカ・モドリッチの退団は既定路線とされ、クロース退団となれば大幅な戦力のテコ入れとなる。
とはいえ、ペレス会長はクロースを安価での売却は望んでいない。
ペレス会長は、移籍に向けた最低交渉ラインを9000万ユーロに程度に設定。
このドイツ代表MFがマーケットに出回ることとなれば争奪戦は必須。
クラブ首脳陣がクロース退団を決断すれば、移籍が噂されるイスコは確実に残留することとなるだろう。
突如として報じられたクロース売却説だが、今後の動きに注目が集まりそうだ。
マドリーがトニ・クロース放出を検討?
フロレンティーノ・ペレス会長は、クロースを今季不振の戦犯ともhttps://t.co/nBB9tThKMw— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) December 1, 2018