レアル・マドリーがトッテナム所属のFWハリー・ケイン獲得に本腰を入れ始めているようだ。
報道によると、マドリーはトッテナムに対しケイン獲得に向け売却額の探りを入れたと伝えた。
トッテナムのダニエル・レヴィ会長は、2億2200万ユーロ以上のオファーを求めるとみられている。
マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長はレヴィ会長に“ 正式に ”ケインの値段を確認。
現地メディアが伝えたところによると、レヴィ会長は2億ユーロと回答したという。
ペレス会長とレヴィ会長の間には、一定のパイプがあるものの、レヴィ会長がマーケットで強気な姿勢を貫くことは周知の事実。
マドリーがベイルやモドリッチ獲得を実現させるために、マーケット閉幕直前まで交渉を続け高額の移籍金収益を得ている。
この夏も、マンチェスター・シティへカイル・ウォーカーを売約した際も、シティはトッテナム側が求める高額な移籍金を支払っている。
レヴィ会長は、ケイン移籍オペレーションには、さらに強気の姿勢を貫くことは間違いないだろう。
同会長が目指すのは、移籍史上最高額の更新だろう。
目指すは、パリ・サンジェルマンがバルセロナから獲得したFWネイマールに投資した2億2200万ユーロを超える金額だ。
1人の選手に巨額を投資することはリスクが高いが、高齢化が進み得点力の低下が顕著である現戦力の活性化することは間違いない。
ペレス会長も、資金捻出のため負傷を繰り返すベイルを高値で売却するプランも検討しているという。
果たして、来夏にケイン獲得に向け、どのような動きを見せることとなるか注目が集まりそうだ。