レアル・マドリーが、今冬の移籍市場で新戦力を獲得することが決定したようだ。
今季、丁重なパフォーマンスに終始するマドリー。
この夏に開催されたスペイン・スーパーカップのバルセロナ戦で圧勝したことが、夏のマーケットでの大型補強を躊躇させたに違いない。
2008年夏にも同様のことがあったのにもかかわらず、多くを学ぶことができず、未だに復調の兆しが見えないマドリーは、後半戦に向け冬のマーケットで補強に動くことを決定した。
フロレンティーノ・ペレス会長は、ジネディーヌ・ジダン監督の意見を加味しながら補強に向けてた交渉を進めていく方針であるという。
シーズン途中の補強は、当然移籍金が高騰することは確実だが、ペレス会長は巨額の投資を約束しているようだ。
今季、最大の弱点とされているのがGKとFWのポジション。
すでにアスレティック・ビルバオ所属のGKケパ・アリサバラガ獲得が濃厚とされている。
問題は前線だ。複数のビッグネームがリストアップされているが、トップターゲットにしているのがインテル所属のFWマウロ・イカルディだ。
だが、イカルディはインテル残留を強調している現状もあり、獲得交渉が難航を迎える場合、RBライプツィヒ所属のFWティモ・ヴェルナーにターゲット変更するとみられている。
順当にGKとFWのポジションの補強に成功した場合、新たにCBの補強を画策しているとされている。
近年、マーケットへの投資が抑えめの傾向にあったマドリーだが、久々に巨額の投資を行いチームのテコ入れを図ることとなりそうだ。