ザルツブルク所属のMFドミニク・ショボスライ。レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督がショボスライ獲得に向け接触を持ったようだ。
報道によると、ジダン監督はショボスライを今冬の移籍市場で獲得を希望している模様。
深刻な得点力不足に悩むマドリー。
今季の低迷でジダン監督には解任の可能性も噂されているが、リーグ後半戦に向け今冬で攻撃陣の補強を模索している模様。
緊縮財政を続けるマドリーは、新戦力獲得の際は選手売却がセットとして考えなければならない。
すでに報じられた通り、マドリーは出場機会確保に苦しむMFイスコを売却して得た移籍金をショボスライ獲得資金に充当することを考えている模様。
若干20歳のアタッカーであるショボスライは、ここまでザルツブルクで公式戦78試合に出場し25ゴールをマーク。
今季も公式戦17試合に出場し8ゴール9アシストを記録するなど好調をキープ。
バイエルン・ミュンヘンやACミラン、アーセナルなどが獲得に関心を示しており、今冬の争奪戦は必須。
そんな中、マドリーがショボスライ争奪戦を制すべくジダン監督自らが選手説得を試みている模様。
現地メディアでは、ショボスライの新天地最有力候補はRBライプツィヒだと伝えられているが、マドリーが関心を示していることもあり、選手自身将来に向けての決断は下していない模様。
移籍のタイミングや所属先は選手自身の意思が大きく尊重されると伝えている。
去就が注目されるショボスライ。選手の代理人を務めるマーチャーシュ・エステルハージ氏は選手の去就について次のとおりコメント。
「 1月になるのか、それとも来夏になるのかはわからないが、最も重要なことはレギュラーとしてプレーし、ザルツブルクで始まった成長曲線を継続するチャンスのあるクラブに彼がいくと言うことだ 」
これまでマドリーは、才能豊かな若手選手を多く獲得してきた。
なかには即戦力級の選手も在籍しているが、ジダン監督の下で出場機会を得ることができていないのが現状。
ジダン監督自らがシュボスライ獲得に向けアプローチしたと伝えているが、新戦力にチャンス( プレー時間 )を与えない超保守派とされるジダン監督の手腕が選手にとって大きなネックとなるかもしれない。
今季、クラブ唯一の得点源として君臨するのがFWカリム・ベンゼマのみ。
ショボスライが得意とするポジションには多くの選手が在籍していることを考えると、現有戦力をうまく活用することを考えた方がいいのかもしれないが果たして。
レアル・マドリー
ザルツブルク所属のMFドミニク・ショボスライ獲得に関心https://t.co/lriQ67To6B— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) December 5, 2020