チェルシーのGKティボ・クルトゥワ。
レアル・マドリー移籍で合意。両クラブが移籍完了を正式発表。交渉に進展がみられず、この夏の移籍は破談に終わるかと思われていたが、クルトゥワ獲得はフロレンティーノ・ペレス会長にとって積年の思いを解消させることとなるだろう。https://t.co/ERcBdv4xaB
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) August 8, 2018
現地時間8日、レアル・マドリーがチェルシー所属のGKティボ・クルトゥワ獲得を正式発表した。
契約期間は6年間と長期契約を締結した。
移籍金は非公開。過去に伝えられた情報では、推定3500万ユーロ前後が動くのではないかと伝えられた。
この夏、マドリーとチェルシーはMFマテオ・コヴァチッチの移籍交渉が控えているため、どう交渉を踏まえクルトゥワの移籍金は抑えめに設定されているのかもしれない。
すでに、ロシア・ワールドカップ本大会終了後に、マドリーとクルトゥワの間では今夏の移籍について基本合意を取り付けていた。
チェルシー側も、移籍については建設的でだったが、クルトゥワの代役確保に手こずりプレミアリーグの移籍市場閉幕直前まで交渉がもつれていた。
だが、首尾よくアスレティック・ビルバオ所属のGKケパ・アリサバラガ獲得で契約解除金満額となる8000万ユーロの支払いを完了させたことから、クルトゥワの移籍交渉が大きく進展を見せた。
ここ3年。マドリーの守護神の補強については多くの選手がリストアップされながらも、保有権を持つクラブの抵抗や当時の指揮官との考えの差で獲得が見送られてきた。
ケパ・アリサバラガもその一人であり、若きスペインの逸材はマドリーが獲得を狙っていた選手の一人だが、最終的にリーガ・エスパニョーラで実績十分のクルトゥワという実力者を獲得することができたことは御の字か。
交渉難航続きのマドリーの補強だが、クルトゥワ獲得でこの夏のビッグディールを一つ完遂させた形となる。
なお、クルトゥワ獲得で現守護神ケイラー・ナバスの去就に大きな注目が集まることとなりそうだ。