マドリー、ケパ・アリサバラガ関心報道

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 チェルシー所属のGKケパ・アリサバラガ。今夏の移籍市場でレアル・マドリーがアリサバラガ獲得に関心を示す報道が。

 

 

 

 

 昨年夏の移籍市場でアスレティック・ビルバオからチェルシーへ加入したアリサバラガ。
 GK史上最高額の移籍金となる7200万ポンドでチェルシーへ加入。

 

 そんなアリサバラガをマドリーが獲得の可能性を探っている様子。
 ジネディーヌ・ジダン監督就任で戦力補強の方針が大きく見直されることtなったマドリー。

 

 チェルシーからGKティボ・クルトゥワを獲得したものの、今夏も守護神補強を検討している様子。
 当初、マンチェスター・ユナイテッド所属のGKダビド・デ・ヘア獲得を画策していたマドリー。

 

 ユナイテッドとの契約延長交渉は停滞しており、パリ・サンジェルマンが破格の条件を用意しデ・ヘア獲得の可能性を探る。
 ただ、デ・ヘア自身ユナイテッド残留を優先しており、昇給のオファーが届けば契約更新は確実だ。

 

 現状を受け新シーズンに向け、早期に戦力を整えておきたいマドリーが次にターゲットとしたのがアリサバラガのようだ。
 今季、チェルシーで公式戦45試合に出場し主力として活躍するアリサバラガ。

 

 初のプレミアリーグ挑戦で結果を残し評価は向上中。
 2018年1月の移籍市場で獲得に動いたことも、今回の関心報道に関係しているかもしれない。

 

 ただ、この移籍交渉は憶測以上のレベルにないのが現状だろう。
 2000万ユーロで獲得可能であった選手に、1億ユーロの投資をフロレンティーノ・ペレス会長が許すはずがない。

 

 移籍交渉の勝機は過ぎた感があり、守備組織に高額な投資を嫌うペレス会長が許可することは考えにくい。
 ジダン監督が重要視し続けたGKケイラー・ナバスが来季の構想から外れると伝えられ、マドリーが獲得すべきは経験豊富なベテランGK。

 

 ナバス退団となれば、クルトゥワの残留は確実で守護神の平均年齢は確実に若返る。
 ルカ・ジダンが第3GKのポジションを務めることは想定内で、マドリーが探すのはセカンドGKを淡々をこなすベテラン守護神。

 

 主力級の守護神が複数在籍することはスカッドの強化としては理想だが、今季のようにクラブ内外から大きな議論が噴出することは混乱を招きかねない。
 ナバスが異を唱えることなく控えのポジションを受け入れれば、刷新の必要性がないポジションでもある。

 

 近年、チェルシーで活躍した選手のマドリー移籍が度々報じられているが、アリサバラガ関心報道もその流れを受けたシナリオなのかもしれない。
 現状を考えれば、獲得の可能性は10%以下と予想。

 

 もしジダン監督が獲得を熱望しているのであれば、与えられた補強権限に大きな疑問符が残るのだが。

 

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