マドリー、ケイン獲得に本腰へ…. ペレス会長は新たな得点源確保に急ぐ

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 レアル・マドリーが、今夏の移籍市場でトッテナム所属のFWハリー・ケイン獲得を目指しているようだ。
 昨季途中からケイン獲得に関心を示し続けてきたマドリー。

 

 選手の下にもマドリーからの熱烈なラブコールを受け取っていたが、現地時間6月8日クラブと2024年までとなる新契約を締結したばかりだ。

 

 一方で、マドリーはチャンピオンズリーグ決勝戦終了後に移籍発言を行ったクリスティアーノ・ロナウドの動きが活発化している。
 C・ロナウドの移籍先最有力候補とされているユヴェントスとは、年俸3000万ユーロの4年契約で基本合意。

 

 実に10年在籍しゴールを量産し続けてきた絶対的エースストライカーの離脱はマドリーにとって大きなダメージとなる。
 無論、マーケティング的にも大きな痛手となるため、フロレンティーノ・ペレス会長は大きな決断を下さなければならない。

 

 そこで再関心し始めたのが、ロシア・ワールドカップでイングランド代表のエースストライカーとして活躍するケインだ。
 年齢を無視できるだけのゴールの嗅覚を持ち、得点を量産させ続けるイングランド代表FW。

 

 同時に、ロシア・ワールドカップで得点王を獲得することができれば、世界中に大きなインパクトを与えることができる。

 

 ペレス会長は間違いなく、“ ウルトラC ”を狙っているだろう。
 だが、問題は現地でタフレヴィと呼ばれる、トッテナムのダニエル・レヴィ会長の存在だ。

 

 今夏から移籍マーケット閉幕の期間の前倒しを決断したプレミアリーグ。
 残された時間は8月9日。

 

 ワールドカップ本大会全日程終了が、7月15日に終了する。
 マドリーに残された時間は1ヶ月強だ。

 

 ペレス会長とレヴィ会長は、これまで2度にわたりビッグネーム移籍交渉で接触してきた。
 ガレス・ベイルとルカ・モドリッチだ。

 

 最終的にレヴィ会長の主張が通り、トッテナムが求める条件満額での取引という形で成立した。
 これは、選手の能力やポテンシャルを考えれば、致し方ない交渉であるが着目すべき点は別のところにある。

 

 両選手獲得に向けペレス会長は、トッテナム側といち早く接触。
 だが、交渉成立が移籍マーケット閉幕当日( 当時8月31日 )。

 

 約1ヶ月半~2ヶ月程度時間を要していることを考えると、ケイン獲得交渉は非常にタフなことだということは間違いない。
 それに、マドリーにはまだやることがある。

 

 FWカリム・ベンゼマ、FWギャレス・ベイルの移籍もささやかれており、前線の刷新は至上命題だ。
 複数の選手をリストアップしているが、いずれの選手も所属クラブの絶対的エースの存在。

 

 無論、穏やかな交渉でことが進むわけはなく…
 まずは、ケイン。

 

 本当に、ワールドカップ得点王に輝くことがあれば、多少無理をしてでもケイン獲得を実現させる可能性も考えられるが、ペレス会長がどのような決断をするか注目が集まりそうだ。

 

 

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