ホームシックには勝てず!テベスが中国から出国へ

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 中国スーパーリーグの上海申花所属のFWカルロス・テベス。世界で最も高いサラリーを受け取るテベスだが、加入わずか10ヶ月という短い時間で中国での挑戦は終わりを迎えたようだ。

 現地時間19日と26日に行われた上海上港との中国FA杯決勝で、いずれもベンチ外となったテベス。
 クラブ側からの正式発表は行われていないものの、母国アルゼンチン復帰を熱望するテベスは、古巣ボカ・ジュニオルス復帰の可能性を模索。

 テベスは、2017年1月に上海申花へ加入。加入にあたり最も衝撃を受けたのが世界最高額のサラリーである週給72万ユーロをテベスが受け取ることとなったことだ。

 だが、この高額なサラリーに見合うだけのパフォーマンスを披露しきれたとは言い難い。
 加入後18試合に出場し4ゴールと、クラブ関係者は大きく落胆していることは間違いないだろう。

 苦しいシーズンを過ごしたテベスは、自身の口から思いの丈を語った。

「 南米やヨーロッパでは、選手は子供の時サッカーを教わるものだ。だが、ここでは違う。彼らは技術力が足りていない。彼らのサッカーは違うものだ。ファンも全く違う。50年経っても、同じレベルになることはないだろうね 」

 ファンから大きな反感を買ったものの、事実は事実だろう。
 圧倒的な資金力を背景に、欧州で活躍した選手を立て続けに“ 爆買い ”し続け急速にリーグのレベルを上げようとしている。

 一応の結果には繋がってはいるものの、中国代表がロシア・ワールドカップ本大会出場を逃すなど、国としてのレベルは未だ向上しているようには見えない。

 テベスが欧州を離れ、母国アルゼンチンに復帰するとみられていたタイミングでの中国朝鮮だっただけに、注目をかっさらったが、1年足らずでその挑戦は終わりを迎えることとなりそうだ。

 

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