今季限りでパリ・サンジェルマンを退団したGKジャンルイジ・ブッフォン。来季の去就が注目されるブッフォンだが、古巣ユヴェントス復帰が突如伝えられた。
現在41歳のブッフォン。2001年から2018年までユヴェントスで正守護神としてプレー。
ユヴェントスでは、輝かしい成績を残しリーグ優勝9回を含む、計19のタイトルを獲得してきた。
昨年夏、ユヴェントスを契約満了で退団し、今季パリSGへ新天地を求めていた。
アルフォンス・アレオラとターンオーバー制で起用されたブッフォン。
パリSGとの契約には1年間の延長オプションが付与されていたが、クラブを率いるトーマス・トゥヘル監督がターンオーバー制を廃止する旨を通達。
ブッフォンのセカンドGK降格が事実上決定したこともあり、パリSG退団を決断した。
退団発表の際、ブッフォンは『 イタリア国外での挑戦は終わった 』と意味深なコメントを残す。
一方で、FCポルトやバルセロナ、リーズといったクラブが獲得に強い関心を示すなど、去就が注目。
セリエA復帰となれば、古巣パルマ加入も噂されたものの、ここにきてユヴェントス加入説が急浮上した。
根拠は全くの不明だが、ブッフォンは確か正守護神のポジションを求めていたはず。
ユヴェントス復帰となれば、セカンドGKのポジションを受け入れることとなり、事実上出場機会が与えられないという現実がついてきそう。
ブッフォンの残されたキャリアは残り1年とみられており、この1年間をどのように過ごしたいかが見えてこない。
選手として有終の美を飾るベく、未獲得のチャンピオンズリーグ優勝を目指すのか、最後までピッチに立ちつづけることを選ぶのか?
報道通りユヴェントスへ復帰することとなれば、退団を希望するGKマッティア・ペリンの代役を務める形で加入することになる。
古巣復帰を検討させることになった要因は一体なんなのか?
フロント入閣の約束か?フロント人事に動きがあったからか?
それとも、今夏の精力的な補強に可能性を感じ、自身未達のCL制覇の夢を叶える可能性が高くなったと判断したのか?
通例で言えば、現役引退後の即フロント入閣の手続きをスムーズに行うための、古巣復帰というシナリオが有力だ。
なお、ブッフォンの代理人は『 今のところ1つのアイディアに過ぎない 』とコメントしており、これが意味するものを考えれば、古巣復帰の火種も消える可能性があるとのことだ。
世界中多くのクラブが関心を示す元イタリア代表GKだが、古巣ユヴェントス復帰を果たすことになるのか注目だ。
ジャンルイジ・ブッフォン
古巣ユヴェントス復帰の可能性が急浮上https://t.co/eQvIOHb8vu— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 26, 2019