バルセロナが獲得に関心のサウール・ニゲス、アトレティコ残留を示唆

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 アトレティコ・マドリー所属のサウール・ニゲス。2017年12月アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOが、サウールに関してバルセロナから接触があったことを明らかにしていた。

 

 バルセロナの動きに、契約解除金満額である1億5000万ユーロの支払いがない限り放出という選択肢がないことを主張。
 サウール本人も、バルセロナからの関心をポジティブなことと認めながらも次のようなコメントを残した。

 

「 他のチームが興味を持ってくれることは悪いことではない。でも、僕はアトレティコに居続けたいから、契約を更新した。アトレティコとともにこれからも成長を続けることを理想としている 」

 

「 何かしらの変化が必要になれば、僕たちはそのことについて話し合うだろう。でも、僕はアトレティコでまだまだ成長を続けたいし、アトレティコ・マドリーがトロフィーを獲得できるまで戦うことが僕の目標だ 」

 

 今季、チーム全体に停滞感が漂い始めディエゴ・シメオネ政権下で最も苦しいシーズンを過ごしているアトレティコ。
 戦力の高齢化もあり、間違いなくチーム作りの再編を検討しなければならないタイミングである。

 

 とはいえアトレティコ下部組織出身選手であるサウールは、今後クラブの中心選手として活躍することが見込まれる選手の一人だ。

 

 中盤の若返り化を狙うバルセロナにとって、アトレティコで異彩を放つサウールの存在は無視できないのも事実。
 とはいえ、1億5000万ユーロの支払いは、現時点ではリスクが高い買い物であることは間違いない。

 

 サウール獲得に本腰をいれるなら、選手の年齢を考慮しても2019年夏の移籍マーケット以降でも遅くはないはずだ。
 今冬の移籍市場でリヴァプールからフィリペ・コウチーニョ引き抜きを画策するバルセロナ。

 

 高齢化が余儀なくされている攻撃的MF陣を考えると、当面は目下のノルマであるコウチーニョ引き抜きが最優先事項だ。

 

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