今夏の移籍市場で大型ディールとして騒がれ続けてきたバルセロナ所属のFWネイマールのパリ・サンジェルマン移籍。
これまで頑なに移籍の可能性を否定し続けていたバルセロナが、ついに白旗をあげた。
報道によると、バルセロナがネイマールの退団を公式発表した。
「 ネイマールはチームメイトにクラブを退団することを伝えた 」
ネイマール獲得が噂されるパリSGだが、クラブからの公式発表は行われていない。
推定2億2200万ユーロを超える移籍金をパリSGはバルセロナに支払うことになる。
この大型移籍が確定したことで、ヨーロッパのフットボール界で次々と玉突き人事が勃発することになる。
バルセロナは、ネイマール売却で得た巨額の移籍金収益で代役確保に尽力することとなる。
すでにリヴァプール所属のMFフィリペ・コウチーニョ獲得の可能性を探っているのは周知の事実。
リヴァプール側のガードは固いものの、1億ユーロを超える移籍金にクラブ側が首を横に振り続けることができるか注目が集まる。
ネイマールの獲得を射止めたパリSGは、UEFAが定めるファイナンシャル・フェアプレーに抵触しないため、複数の主力選手の売却を画策。
パリSGは、DFトーマス・ムニエまたはDFセルジュ・オーリエのいずれかの売却を検討している。
両選手のいずれかがマーケットに出回ることとなれば、DFダニエル・カルバハルの控えを務めることができる選手の獲得を画策するレアル・マドリーが争奪戦に名乗りをあげることに。
ネイマール移籍は、欧州全土を揺るがすほどの大きなインパクトがあることは間違いなく、同時に国を超えた大きな玉突き人事が起こることは間違いなく、マーケット終盤に向けどのような動きがあるか注目が集まるだろう。