トッテナム所属のFWハリー・ケイン。バルセロナが、ハリー・ケイン獲得に動き始めたようだ。
バルセロナは、ここ数年FWルイス・スアレスの代役確保に力を入れており複数の選手をリストアップし続けてきた。
2019年1月に32歳を迎えるウルグアイ代表ストライカーに多くを求めることが困難になりつつある現状をクラブは危惧している。
今夏も、同選手の負担を軽減するべくストライカーの補強に動いてきた。
バルセロナは、パリ・サンジェルマン所属のFWキリアン・ムバッペ、アトレティコ・マドリー所属のFWアントワーヌ・グリーズマンをリストアップし接触。
だが、いずれの選手獲得も失敗し、現スカッドで開幕を迎えている。
チームの絶対的エースであるFWリオネル・メッシと最高の補完性を持つスアレスだが、膝の負傷に苦しめられコンディション維持に苦慮。
現状を受け、クラブはスアレスの後継者探しに本腰を入れ始めたようだ。
リストアップしたのが、プレミアリーグで最高のパフォーマンスを披露するケイン。
25歳で、今後キャリアで最も充実した時期を迎えるとみられるケイン獲得に向け、バルセロナが用意する条件は2億ポンドだという。
とはいえ、交渉は簡単ではないだろう。
今夏の移籍市場でもレアル・マドリーがケイン獲得に向け接触を試みたものの、トッテナムが頑として売却を認めず交渉は破談。
トッテナムは、新スタジアムのこけら落としまでケイン残留を望んでいる。
だが、クラブが抱える問題は予想以上に大きいかもしれない。
スタジアム建設が大幅に遅れコストが爆発的に増大。
台所事情が厳しい現状にあり、今夏の移籍市場で新戦力を確保できなかった一つの要因とも噂されている。
今のトッテナムにとって、1億5000万ポンド以上のオファーは魅力的に映ることは間違いないだろう。
だが、ケイン本人は現時点で移籍の意思を表明しておらず、去就は不透明。
とはいえ、すでにトッテナムの枠に収まりきらない選手へと成長したケイン。
仮に、今季クラブがチャンピオンズリーググループステージ敗退となれば、移籍を検討することになるかもしれない。
ケインがトッテナム退団となれば、新天地は間違いなくスペインとなるだろう。
すでに、夏から継続してマドリーが接触を続けており、これにバルセロナが加わることとなればスペイン2強で熾烈な争奪戦が繰り広げられることとなる。
前線で基準点となりながらもゲームの組み立てにも積極的に加わるプレーを見せるケイン。
スアレスとのプレースタイルは、やや異なるためシーズン途中の入団は大きなリスクを伴いそうだ。
移籍があるとすれば、来夏か?
ケインがトッテナム退団を決断すれば、マドリーも黙っているはずもなく。
バルセロナが、イングランド代表のエースストライカー獲得に本腰を入れることとなるのか注目だ。
トッテナム所属のFWハリー・ケイン
バルセロナが獲得を画策
トッテナム退団となれば争奪戦必須https://t.co/6WN4fk6cIJ— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) December 9, 2018