広州恒大所属のMFパウリーニョ。先日、バルセロナへの移籍が噂されたパウリーニョ。
クラブ側は、同選手残留を強調するコメントを残し、バルセロナ移籍の可能性は完全に閉ざされたとみられていた。
だが、選手本人はバルセロナ移籍の可能性を模索し続け、クラブの心変わりを熱望しているという。
「 僕は北京に行っていたし、会長とはまだ話していないけど、バルサが来るなら移籍を望む。広州には柔軟かつ契約を承認して欲しいね 」
「 中国は経済的な巨人だ。でも僕にとってお金は最優先ではない。バルサが広州より少ない額でオファーしてきたとしても問題ではない。欧州で素晴らしい選手とともにプレーできるというのは価値あることだからだ 」
バルセロナはパウリーニョ獲得に2000万ユーロのオファーを提示していた。
だが、広州恒大側は契約解除金を4000万ユーロに設定していると主張し、バルセロナからのオファーを拒否していた。
そのため、バルセロナはパリ・サンジェルマン所属のMFマルコ・ヴェッラッティ獲得に注力している。
バルセロナにとって、この夏のマーケットで中盤の補強は必須。
よりフィットするのはヴェッラッティだが、獲得には高額な移籍金がネックとなる。
果たして、パウリーニョは欧州復帰を実現させることができるのか注目が集まりそうだ。