バルセロナ、アンエル獲得に動く “特例”適用で緊急補強へ

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 ヘタフェ所属のFWアンヘル。バルセロナがアンヘル獲得を模索しているという。
 今冬の移籍市場でアタッカー獲得に向け奔走したバルセロナ。

 

 アーセナル所属のFWピエール=エメリク・オーバメヤン、バレンシア所属のFWロドリゴ、アヤックス所属のFWドゥシャン・タディッチ、ブラガ所属のFWフランシスコ・トリンカオなど複数の選手をリストアップし交渉を展開。
 だが、移籍交渉をまとめあげることができずマーケット閉幕。

 

 ルイス・スアレス離脱をカバーできず後半戦を迎えたが、復帰目前と見られたウスマン・デンベレが再び負傷。
 スタメンクラスの選手が軒並み離脱する緊急事態を受け、バルセロナはLFPの規約の特例を適用しアンヘル獲得を模索。

 

 規約によると、“ 登録メンバーが5ヶ月、またはそれ以上の離脱を強いられた場合、スペインサッカー連盟へ申請が可能。RFEFが認めた場合、新たに選手を登録することができる。なお、移籍はスペインのクラブ間同士で行われる必要がある。 ”とのこと。
 デンベレの診断結果待ちの状況にあるが、特例適応案件と判断した場合、RFEFへ特例申請を行い補強を画策。

 

 今季、リーグ戦で3位と躍進するヘタフェ。チームの攻撃陣を牽引するパフォーマンスを見せ、今季13ゴールをマーク。
 32歳と経験豊富で、移籍に設定された契約解除金は1000万ユーロと格安に設定されているのも後押しとなっている。

 

 格安とはいえ、ヘタフェにとって貴重な得点源の離脱は避けたいところ。
 事実、スポーツディレクターを務めるマーティン氏は『 これは私たちもコントロールできない。既存のルールは利益をもたらすこともあれば、害を与えることもある。彼( アンヘル )がさった場合は大きな損失になるが、我々はその状況に対処する準備ができている 』とコメント。

 

 すべての条件がクリアできれば、大手を振ってバルセロナはアンヘル獲得に動くことができる。
 ただ、この移籍。誰にもメリットは感じられない取引となりそうだが果たして。

 

 

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