レアル・マドリー所属のMFハメス・ロドリゲス。ナポリ移籍に向け大きな動きがあったようだ。
報道によると、ハメスは今夏にナポリへ新天地を求めることで個人合意を締結した模様。
ハメスは、ナポリが提示する年俸650万ユーロの5年契約で個人合意。
今後、ナポリとマドリーの間で交渉が進められていくことになるが、マドリーが要求する高額な移籍金がネックとなり交渉は難航が予想されている。
マドリーは、ハメス売却に移籍金4200万ユーロの支払いを求めている。
ただ、ナポリ側は3900万ユーロ以下での獲得を希望。
マドリー側が求める条件満額の支払いは、クラブレコードを更新することになり他のセクションの補強を考えれば、捻出できない金額なのかもしれない。
今夏の移籍市場で、バイエルン・ミュンヘンへの完全移籍が噂されてきたハメス。
だが、今季バイエルンで出場機会を確保できずニコ・コバチ監督との確執も表面化。
選手自身が、バイエルン側へ買取を拒否するよう要請したとの報道もある。
真偽は定かではないが、バイエルンはハメスの買取を拒否したため、保有権を持つマドリーへ復帰することが決定。
だが、クラブを率いるジネディーヌ・ジダン監督はハメスを必要としていない。
無論、ポジションも用意されてはらず、今夏の売却候補とされている。
複数のクラブが獲得に関心を示すも、マドリーが要求する移籍金がネックとなり交渉は難航。
ハメスは、恩師カルロ・アンチェロッティ監督率いるナポリ移籍を希望しているという。
ナポリは、移籍金の減額を要求してくることは間違いない。
今夏に大型補強を断行するマドリーは、換金対象の選手はできるだけ高値で売却したい思惑はある。
マドリーが獲得に関心を示すDFカリドゥ・クリバリの取引を円滑に進めるべくハメスを交渉のフックに使う可能性はある。
クリバリにこの夏の移籍の可能性が消滅すれば、優先交渉権なりを付与しハメス売却を決断する可能性は十分にある。
ナポリの言い値で売却するというプランも選択肢に?
ただ、交渉が破談になった時のリスクを考えれば、如何に売り抜くかも焦点となりそうで、今後の動きに注目が集まる。
ハメス・ロドリゲス
年俸650万ユーロ、5年契約で今夏のナポリ加入で基本合意
今後クラブ間交渉へhttps://t.co/YCUzmLBtp4— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 14, 2019