ドンナルンマ、移籍を強行か?

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 ACミラン所属のKGジャンルイジ・ドンナルンマ。選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏が、またしても騒動を荒立てようとしている。
 この夏、ミラン退団か?それとも契約延長かで揉めに揉めた両者だが、最終的にドンナルンマの意向が汲み取られる形でクラブ残留が確定。

 今回ライオラ氏が訴えていることは、未だに整理できていないのが現状。
 ライオラ氏が端的に言いたいのは、ドンナルンマがミランとの契約更新の取り消しを求めているとのこと。

 

 理由は“ 道徳的暴力 ”だという。
 なんだ?この道徳的暴力というのは。

 

 メディアを発信していく端くれとして申し訳ないが、この“ 道徳的暴力 ”という存在がいまいちよくわからない。
 ヨーロッパでは当たり前に使われている言葉のようだが、、日本人の私にとって理解できない文化?なのかもしれない。

 

 仮に、この要求が認められた場合、ドンナルンマは2018年1月から自身の将来について、他クラブと自由に交渉することが可能。
 来夏の移籍市場で新天地を求めることができるようになる。

 

 ドンナルンマいわく、ミランとの新契約を締結の際、十分な落ち着きを持って新契約を結ぶことができないよう心理的圧力をかけたことを訴える文書をクラブ患部に送っている。
 この点が、よくわからない。

 

 この夏に起きた、“ ドンナルンマの乱 ”はライオラ氏の私腹を肥やすために起こされた戦だ。
 イタリア国内の記録をことごとく塗り替え、ユヴェントスのGKジャンルイジ・ブッフォンの正統後継者に最も近い存在であると称される逸材を高値で売りさばこうとしたのは周知の事実。

 

 このライオラ氏の動きにかき回されるように、欧州のビッグクラブがこぞってドンナルンマの獲得に関心を示したことは明らかだ。
 この騒動でサポーターとの関係性は最悪な状態となり、満足にピッチに立つことすら許されなかったドンナルンマは、涙流らにして“ ミラン残留 ”を切に願った。

 

 一時は、代理人の更迭まで視野に入っていただけに、ライオラ氏が途中で考えを変えたともいいわれている。
 だが、“ ドンナルンマの乱 ”は未だにすく振り続けていたようだ。

 

 ライオラ氏の思いはこうだ!
 今冬の移籍市場で、守護神の補強を目指しているパリ・サンジェルマンがかねてから友好的な関係を気づいているライオラ氏と接触し、ドンナルンマ獲得の可能性を探った。

 

 ライオラ氏にとって、パリSGは打ち出の小槌だ。ドンナルンマ取引を実現させた場合、自身に巨額のコミッション料が支払われることになる。
 選手のことよりも、自信の私利私欲にまみれてしまったライオラ氏は、すでに代理人としての役割を担っているとは言い難いのが事実だ。

 

 今季低迷続きのミランだが、無論イタリアを代表する守護神を簡単に手放すことは考えていない。
 司法制度に則った対応で事の解決を図ろうとしているが、ライオラ氏がドンナルンマを説き伏せに掛かることは間違いない。

 

 巨額の移籍金とともに、イタリア代表GKをシーズン途中に売却することとなれば、ミランにとって計り知れないダメージをクラブ事となるだろう。
 再び“ ドンナルンマの乱 ”が急浮上したが、ミランは今後この問題にどのように取り組むことになるのだろうか?

 

 

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