トッテナム所属のMFクリスティアン・エリクセンとユヴェントス所属のFWパウロ・ディバラの大型トレードが実現するかもしれない。
報道によると、今冬の移籍市場での取引成立に向け両クラブの接触が注目されているという。
トッテナムは、今夏の移籍市場でディバラ獲得を目指し交渉を進めていた。
だが、ディバラの今夏のファーストチョイスはユヴェントス残留。
獲得を求めるクラブに対し高額なサラリーを要求するなどし、徹底抗戦の構えを見せてきた。
現地メディアでは、トッテナム移籍成立目前とまで伝えられたものの、リーグ屈指のサラリーキャップ制を採用するトッテナムへの移籍は大きな障害が。
一方、ユヴェントスは今季終了後にトッテナムとの現行契約が満了を迎えるエリクセン獲得の可能性を模索。
エリクセン本人は、今夏にレアル・マドリーへのステップアップを求め移籍を示唆したものの、最終的に交渉はまとまらずクラブに残留。
契約延長の可能性も残されているものの、エリクセンはトッテナムでのキャリア終焉を示唆しており、フリートランスファーでの退団も視野に。
ただ、トッテナムは移籍金ゼロでの売却は望んでおらず、契約延長交渉不調なら今冬の売却を目指し精力的に動くことが予想。
そんななか、両クラブの思惑が一致し大型トレード実現に向け交渉が進められる可能性があるようだ。
ただ、この交渉がどこまで進展するかは不透明。
現状のままなら、エリクセンとの契約交渉は2020年1月以降解禁される。
自由契約の選手獲得を得意とするユヴェントスにとって、交渉は有利に進められる可能性は高い。
移籍金ゼロでエリクセンを獲得し、移籍金満額でディバラを売却することの方がメリットは大きいだろう。
ただ、交渉相手が存在する以上、思惑通りの交渉は進まない。
すでに、エリクセンに対しては相思相愛のレアル・マドリーや、アトレティコ・マドリーも獲得に関心を示しており、去就は予断を許さない状況に。
ユヴェントスは、エリクセン争奪戦を大きくリードすべくディバラの譲渡という禁断の手法を用いようとしているのかもしれない。
トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、かねてからディバラを高く評価。
昨季後半戦に陥った深刻なストライカー不足を解消すべく、今季中の補強を目指しているのは事実。
ユヴェントスとトッテナム。
両クラブの思惑は完全一致しているのが現状で、交渉次第で大型トレード実現の可能性は残されているが果たして。
トッテナムとユヴェントスが今冬の移籍市場に向け大型トレードを計画?
MFクリスティアン・エリクセンとFWパウロ・ディバラのトレード移籍が実現?https://t.co/pXJKfObasp— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) September 11, 2019