ユヴェントス所属のFWパウロ・ディバラ。今夏の移籍市場でバルセロナがディバラ獲得に動いている。
レアル・マドリーが、バルセロナのディバラ移籍オペレーションを阻止すべく動きを見せているようだ。
ディバラ獲得には、推定1億2000万ユーロ程度の移籍金が必要であるとされており、簡単に獲得を決断できる金額ではない。
とはいえ、バルセロナはFWネイマールをパリ・サンジェルマンに売却した際、2億2200万ユーロという巨額の移籍金を手に入れており、この資金の大半を投資し攻撃陣の強化に注力しているのが現状だ。
ライバルの戦力補強に対し、マドリーは黙って指をくわえているわけではない。
水面下でユヴェントスと接触したとされるマドリー。
一部の報道によると、移籍金8000〜8500万ユーロにくわえ、コヴァチッチを譲渡するオファーを準備したと伝えた。
だが、この報道に対しジネディーヌ・ジダン監督は、不快感をあらわにし次のようなコメントを残しトレードの噂を一蹴した。
「 コヴァチッチがディバラ獲得のためのキーマンに? ディバラはユヴェントスの選手で、コヴァチッチはレアルの選手だ。何もできないし、アイディアすらない 」
2015年夏、インテルからマドリーへ加入したコヴァチッチ。
加入当初、懐疑的な味方が強かったコヴァチッチの移籍だが、選手の実力を高く評価している人物の一人がジダン監督だ。
中盤の世代交代の中心選手として期待しているジダン監督は、コヴァチッチの放出を最後まで拒み続けることは間違いなさそうだ。