チェルシー移籍合意報道のジェコ、モンチSDは即座に否定

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 ローマ所属のFWエディン・ジェコ。先日、チェルシー移籍合意報道がなされたが、事実はやや異なるようだ。
 今冬の移籍市場でFWアルバロ・モラタに変わる基準点の補強を目指すアントニオ・コンテ監督だが、これまでアンディ・キャロルやアシュリー・バーンズ、ピーター・クラウチ、フェルナンド・ジョレンテ等プレミアリーグで経験豊富な選手の獲得を探ってきた。

 

 しかし、これ等の選手獲得は保有権を持つクラブが徹底抗戦。
 イングランド国外からの補強を目指し、精力的に動いていたチェルシーは、過去にマンチェスター・シティでプレーし昨季のセリエA得点王であるジェコをターゲットに。

 

 先日、今冬の移籍で基本合意に達したと報じられたジェコだが、ローマのスポーツディレクターであるモンチ氏がジェコの去就について次の通り説明した。

 

「 受け取ったオファーに満足していない 」

 

 チェルシーはローマに対し推定3000万ユーロを超えるオファーを提示したとされている。
 30歳を超える選手に対し破格のオファーが届き、頑なに放出を拒否していたとされるローマだが、状況は若干異なるようだ。

 

 もしかしたらチェルシーは、ローマへのオファーは報道よりも少ないのかもしれない。
 モンチSDが話す通りチェルシーのオファーはローマを納得させるだけの内容ではないことはコメントを見てもわかる通り。

 

 クラブ間交渉で苦しい立場に追いやられているチェルシーは、ジェコとの個人契約締結交渉も難航するかもしれない。
 今季途中に32歳を迎えるジェコに対し、高額なサラリーの支払いを避けたいチェルシー。

 

 現時点でサラリーや契約期間については未定のままだが、チェルシーのこれまでのルールから考えれば、契約期間は最長でも来季終了までとなるだろう。
 交渉が長引けば、イギリスの就労ビザ取得にも影響も考えられ、最悪このまま移籍オペレーション終了の可能性も浮上している。

 

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