チェルシーが新ストライカー候補にウィリアン・ジョゼ獲得に興味?

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 レアル・ソシエダ所属のFWウィリアン・ジョゼ。
 チェルシーは、今夏の移籍市場でユヴェントスからACミランへ移籍したFWゴンサロ・イグアイン獲得に動いていた。

 

 同時に、バイエルン・ミュンヘン所属のFWロベルト・レヴァンドフスキ獲得にも関心を示しており、この夏のストライカー補強は至上命題にある。
 何よりも、昨年夏大きな期待を寄せレアル・マドリーから獲得したFWアルバロ・モラタが本来のパフォーマンスを披露できず、クラブ首脳陣は大きな落胆を覚えた。

 

 この夏にモラタを売却するプランも掲げられたが、受け入れ先最有力とされていたユヴェントスやACミランが大型補強を断行したため、モラタの移籍説は事実上破談に終わっている。

 

 そんな中、イグアイン、レヴァンドフスキと比較すると見劣りはするものの、リーが・エスパニョーラで確かな実績を積み上げる若きストライカー候補をターゲットとした様子。

 

 昨季、ソシエダでリーグ戦34試合に出場し15ゴール4アシストを記録したウィリアン・ジョゼ。巧みな最終ラインの駆け引きとフィニッシュワークに定評ある選手で、マウリツィオ・サッリ監督が目指すサッカーと非常に相性が良さそうだ。

 

 チェルシーは、ジョゼを新たなエースストライカーとしてチームに招き入れることを画策しているという。
 だが、ウィリアン・ジョゼの去就にはニューカッスルやフルアムといったプレミア勢が獲得に関心を示している。

 

 一方で、ソシエダも同選手に設定した6500万ユーロの契約解除金満額の支払いがなければ、他クラブからのオファーを拒否する姿勢を見せており、交渉は難航が予想される。

 

 去就が注目されるウィリアン・ジョゼだが、選手の代理人を務めるニック・アルクリ氏はチェルシーからの接触があったことを認め次の通り話した。

 

「 私と接触したクラブのことは、レアル・ソシエダにそのまま伝えている。ウィリアンにとって興味深いクラブで、クラブかんで合意する見込みがあるならば、もちろん移籍を検討するよ。ウィリアンとソシエダの契約は4年残っていて、彼はソシエダで満足している。だがソシエダや選手にとって良いオファーがあるならば、成り行きを見守ることになる 」

 

 選手側は、チェルシーからの接触について建設的に考えている節があるようだ。
 チェルシーが本気でウィリアン獲得に乗り出しているのであれば、問題は移籍金だ。

 

 決して安くない価格設定だけに、ある程度のリスクは伴いそうだ。
 サッリ監督が導入するポゼッション主体のサッカーは、これまでチェルシーが取り組んできたスタイルとは大きく異なる。

 

 そのための新戦力確保であることは間違いないが、プレミアリーグ初挑戦、ましてやブラジルとスペインの古豪でのプレー経験しかないウィリアンにとって、初のビッグクラブ挑戦は大きなリスクとなるやもしれないが果たして。

 

 

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