バルセロナ所属のGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン。今夏の移籍市場で守護神の補強を画策するチェルシーがテア・シュテーゲン獲得に向け動いているようだ。
チェルシーを率いるフランク・ランパード監督は、今夏に新守護神の補強を熱望している。
2018年夏、GK史上最高額の移籍金7100万ポンドでチェルシーへ加入したケパ・アリサバラガ。
大きな飛躍が期待されていたものの、平凡なプレーを繰り返しランパード監督の信頼を完全に失ってしまう。
現スカッドに信頼を置いてないランパード監督は、クラブフロントに守護神補強を要請しているという。
指揮官の要請を受け、クラブ側も新守護神補強に乗り出し、これまで複数の選手をリストアップし接触を続けてきた。
今回の報道によると、バルセロナで正守護神を務めるテア・シュテーゲンを新たにリストアップし獲得の可能性を探っているとのこと。
とはいえ、交渉は簡単には進まないだろう。
バルセロナで確固たる地位を確立したテア・シュテーゲンは、来季以降も主力としての活躍が期待されている。
クラブとの現行契約は2022年に満了を迎える予定だが、今後契約延長に向けた交渉もスタートすることだろう。
さらに、マヌエル・ノイアーの後釜探しに奔走するバイエルン・ミュンヘンも獲得の可能性を探っており、テア・シュテーゲンがマーケットに出回ることになれば争奪戦は必須。
チェルシーは、テア・シュテーゲン獲得に向けオファーを提示したとの報道もあるが条件面については具体的な情報がないのが現状。
いずれにしてもバルセロナは、テア・シュテーゲン売却の意思はなく、このまま交渉は進むことなく終焉を迎えることが予想されるが果たして。
チェルシー
バルセロナ所属のGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン獲得オファーを提示https://t.co/B5rF4KNMUN— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 31, 2020