チェルシー所属のMFウィリアン。クラブは、今夏の移籍市場で同選手売却を遂に決断したようだ。
チェルシー
ウィリアン売却を遂に決断か?https://t.co/BSi2YlGtSe— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 4, 2019
チェルシーの攻撃陣を牽引する働きを披露してきたウィリアン。
近年、マーケットが開くたびにバルセロナからの関心が伝えられ続けてきたが、チェルシーは高額な移籍金を要求しウィリアンの放出を拒否し続けてきた。
だが、今夏の状況はこれまでとは大きく異なるようだ。
チェルシーとウィリアンの現行契約は2020年に満了を迎える予定。
クラブは、ウィリアンとの契約延長を求めているが、年齢が大きなネックとなっている。
来季スタート時点で31歳を迎えるウィリアン。
チェルシーが新契約を提示する場合、1年契約となるだろう。
選手側は、当然ながら複数年契約を求めることとなり、両クラブの乖離は予想以上に大きい。
先手を打とうとするのがチェルシーだ。
契約延長交渉が難航することは容易に想像でき、最悪の場合フリートランスファーでの退団も視野に入れておく必要がある。
これ等のリスクを考えれば、今夏が売り時のチャンスであることは間違いない。
すでに、バルセロナから好感触の接触が存在するのも利点だ。
補強禁止処分、エデン・アザールの退団説などメガティブな報道など多いが、近い将来を考えれば今夏のウィリアンの売却は正しい選択なのかもしれない。
残留報道から一転、移籍に大きく傾きつつあるウィリアン。
売却となれば、バルセロナが獲得レースに参戦することはほぼ確実だろう。
チェルシーは、過去5000万ポンドの移籍金に加えMFマルコムの譲渡というオファーをバルセロナから受け取ったが、これを拒否。
たらればは厳禁だが、早期にウィリアン売却を決断できてさえ入れば、状況は多少異なった結果に終わっていたかもしれないが。