シャルケ、ファン・デン・ベルフ獲得を発表、レンタル契約で加入

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 シャルケが、リヴァプール所属のDFセップ・ファン・デン・ベルフ獲得を発表した。
 契約形態はレンタル契約で、今季終了までシャルケに在籍することになる。

 

 なお、買取オプションは付与されていない。
 2019年夏にズヴィレから400万ユーロの移籍金でリヴァプールへ加入。

 

 加入初年度にカップ戦4試合の出場を果たしたが、翌シーズンは出場機会を得ることができず2021年2月にチャンピオンシップのプレストン・ノースエンドへ半年間のレンタル移籍を経験。
 プレストンで主軸を掴み、レンタル期間が1年延長されると、昨季公式戦50試合に出場し2ゴール1アシストを記録。

 

 プレストンとのレンタル期間が満了し、今夏にリヴァプールへ復帰を果たす。
 開幕戦でベンチ入りを果たしたものの、これまで出場機会を得られずにいた。

 

 シャルケは先日、DFマリック・チャウのACミラン移籍が決定したことで最終ラインの補強を画策。
 リヴァプールで出場機会を失っていたファン・デン・ベルフ獲得を決断した。

 

 シャルケへレンタル移籍が決定したファン・デン・ベルフは、クラブの公式サイトで以下のように喜びのコメントを残した。

 

「 シャルケ04のような伝統あるビッグクラブが僕に興味を持ってくれていると聞いたときは、とても嬉しかったよ。最終的な決め手は、フランク・クラマー監督とルーベン・シュレーダーSDとの話し合いだった。彼らがシャルケで歩んできた道に、私はワクワクさせられました。僕もこれから、信念を持ってこの道を歩んでいくよ 」

 

 U-21オランダ代表にも名を連ねるファン・デン・ベルフ。
 将来が嘱望されるCBの補強に買い取りオプションを付帯させることができればシャルケとしてはパーフェクトな補強となったはず。

 

 ただ、リヴァプールは近く最終ラインの世代交代も視野に入れており、選手に他クラブで経験を積ませることを優先させたようだ。

 

 

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