アーセナル所属のFWアレクシス・サンチェス。マンチェスター・シティがサンチェス獲得に向け交渉をスタートさせたことが明らかとなった。
昨季を通じて契約延長について交渉を続けてきた両者だが、最終的にA・サンチェスがクラブに対しトランスファーリクエストを提出したことで、契約更新は事実上破綻。
サンチェス本人はシティ移籍を望んできたが、アーセナルは来夏にフリートランスファーでの売却を覚悟でいかなるオファーも拒否し続けている。
だが、ここにきてアーセナルの態度が若干ぐらいできたようだ。
今夏の移籍市場閉幕目前に迫ったこのタイミングで、これまで頑なにサンチェス売却を拒否し続けてきたアーセナルだが、サンチェスの売却を真剣に検討。
サンチェスは、昨季終了した時点でバルセロナ時代の恩師であるジョゼップ・グアルディオラ監督の元でプレーしたいと考えているという。
当時は、バルセロナ所属のFWリオネル・メッシの存在もあり本来のパフォーマンスを披露することができなかったサンチェス。
再びグアルディオラ監督の元でプレーすることで、アーセナルで爆発したポテンシャルをシティで発揮することが期待。
アーセナルのスポークスマンは、現時点では正式なオファーは一切ないと主張。
一方で、シティはアーセナルが首を横に振ることができないオファーを用意し、交渉を即座にまとめられることに自信。
代表ウィーク期間中に、サンチェス個人の理由でチリ代表合宿から離脱する許可を求めているとされており、マーケット閉幕直前になって大型補強が成立する可能性が伝えられており、今後の去就が注目されている。