サウジアラビア移籍が噂の吉田麻也、移籍を否定しサウサンプトン残留を強調

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 サウサンプトン所属のDF吉田麻也。先日、ロシア・ワールドカップ終了後にサウサンプトンを退団し、サウジアラビアの強豪アルヒラルへの移籍が報じられたばかりだ。

 

 突如としてわいたこの情報を即座に否定したのが吉田に近い関係者だ。
 今季、チャンピオンシップ降格を争っているサウサンプトン。

 

 近年にないほど苦しいシーズンを過ごしており、崩壊した最終ラインは低迷を続けるクラブの大きな原因として槍玉に挙げられている。
 吉田が置かれた状況は決して甘くないだろう。

 

 仮に、チャンピオンシップに降格することとなった場合、サウサンプトンは主力選手の大量流出を余儀無くされる。
 無論、その中にも吉田の名前はしっかりと刻まれているはずだ。

 

 一方で、サウサンプトンがプレミア残留を決めた場合、今夏に戦力の大幅な見直しが行われることは確実。
 昨年8月にサウサンプトンと新たに契約を3年延長したばかりの吉田だが、チームの状況が一変し補強指針が見直されることとなれば、状況は別。

 

 大型補強を目指すであろうサウサンプトンの下に、破格のオファーが届けば移籍を快諾する可能性は十分に考えられる。
 今冬の移籍市場でリヴァプールへDFフィルジル・ファン・ダイクを売却したサウサンプトン。

 

 代表でレギュラーを務める即戦力の補強に着手した場合、今年30歳を迎える吉田の序列は下がることが予想される。
 一方で、移籍が噂されるサウジアラビアのサッカーレベルはアジアでも指折りなほど。

 

 日本代表とも多くの試合を戦ってきたサウジアラビア国内でも、吉田の実力が高く評価されているのは間違いない。
 なによりも、プレミアリーグの1クラブで長年レギュラーを務めてきた実力は証明されている。

 

 シーズン終盤かつチームの残留争いに身を置く現状を考えれば、残り3試合をいかにして良い状態で戦うことができるかでサウサンプトンの運命は決まる。
 仮に移籍報道が事実であったとしても、現時点での発表は行われないのが定説だろう。

 

 吉田サイドは、サウジアラビアへの移籍を否定するコメントを残したが、ロジカルに考えてもこの夏の移籍はサウサンプトンにとって、停滞気味の戦力にメスを入れる大きなチャンスであり、資金確保の名目で吉田が売却される可能性は十分に考えられるのであるが果たして。

 

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