ユヴェントス所属のMFサミ・ケディラ。今冬の移籍市場でアメリカMLSへの移籍を検討しているようだ。
ケディラとユヴェントスの現行契約は今季終了後に満了を迎える。
2015年夏にレアル・マドリーからフリートランスファーでユヴェントスへ加入したケディラ。
セリエAで74試合に出場し10ゴール7アシストをマークする活躍を披露。
現在30歳でアメリカ挑戦は“ 早すぎる ”との声も上がるが、継続的な怪我の問題を抱えているケディラは、2017年を最後にアメリカに渡る意向を示唆しているという。
欧州のトップリーグで凌ぎを削ることが理想であるが、今季終了後に開催されるロシア・ワールドカップをベストなコンディションで迎えるためにアメリカへ渡ることを検討しているのかもしれない。
何より、自身最後となるワールドカップへの意気込みは並々ならぬものがあるだろう。
現時点で、ユヴェントス側からの公式なコメントは発信されたものではない。
しかし、これまでチームの中心選手として活躍したケディラの意思を尊重する可能性は非常に高い。
なぜなら、ケディラを獲得した際、支払った移籍金は“ ゼロ ”だからだ。
この冬にケディラがユヴェントス退団を決断した場合、今夏にも獲得に動いたリヴァプール所属のDFエムレ・ジャン獲得を目指すとされている。
エムレ・ジャンとリヴァプールの現行契約は今季終了後に満了を迎える。
今夏にリヴァプール退団が濃厚とされていたエムレ・ジャンは、未だ契約更新に向けた動きはない。
ユヴェントスは、この夏2500万ユーロのオファーを提示しており、リヴァプールと接触を試みている。
リヴァプール退団の可能性を模索するエムレ・ジャン。
エムレ・ジャンの獲得を希望するユヴェントス。
両者の思惑は一致しており、ユヴェントスは夏のオファーよりも安価な価格で獲得できると期待しており、再び争奪戦に参戦することが予想されている。
ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、エムレ・ジャンを高く評価しており中盤とセンターバックで起用できるマルチな選手として起用するプランを掲げているというのだが。
ユヴェントスは、この冬にケディラを売却しエムレ・ジャン獲得を完遂させることができるのだろうか?