クリバリ移籍騒動、ナポリはシーズン途中の売却を一蹴!ラウレンティス会長が巨額オファーを拒否

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 ナポリ所属のDFカリドゥ・クリバリ。今冬の移籍市場で複数のビッグクラブが獲得のターゲットとしている。
 すでに、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーなど複数のクラブから関心を示しており、今冬の獲得の可能性を探っている。

 

 これまでの報道では、クリバリ獲得には推定1億ユーロ以上の移籍金が必要だと伝えてきた。
 そんな中、クラブ名は明かさなったものの、ラウレンティス会長は『 我々は1億500万ユーロ相当のオファーを拒否した。それは認めるよ。しかし、それがどのクラブからの提案であるかは、答えることはできない 』とオファーの存在と、オファーを拒否したことを認めた。

 

 

 

 ラウレンティス会長の決断は至極当然なものだ。
 最終ラインのキーマンとして活躍するクリバリ。ピッチ外では人種問題で多くの問題をかかけているが、ナポリでの生活には一定の満足感を得ているはず。

 

 現時点でナポリを退団する理由は見つからず、クラブ側も強気の姿勢を貫いているのが現状だ。
 シーズン途中の移籍となれば、市場価値以上の資金の支払いが必要であることを考えれば、獲得交渉は難航を迎えることとなるだろう。

 

 ただ、ラウレンティス会長はこうも発言している。

 

「 市場価値をはるかに超える申し出があった場合に限り、これらの問題について熟考する 」

 

 1億5000万ユーロなのか?それとも2億ユーロか?
 何れにしても、冬のマーケットで動くべき金額ではないことは言うまでもない。

 

 とりわけCB補強を目指すマドリーやユナイテッドは、是が非でもクリバリを手中に収めたいはずだ。
 ラウレンティス会長が、他クラブを牽制する形で情報を公にしたこのタイミングで、獲得に関心を示すクラブが今後どのような動きを見せていくこととなるか注目だ。

 

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