元イタリア代表FWアルベルト・ジラルディーノの周辺がにわかに活気立ってきた。
先日、インド・スーパーリーグ挑戦が噂されたジラルディーノ。
今回伝えられた情報によると、ジラルディーノがアメリカMLSのモントリオール・インパクト移籍が迫っていることが明らかとなった。
現在未所属だが、現役続行に意欲を燃やしているジラルディーノ。
今夏の移籍市場で新天地探しを行なってきたが、最終的に交渉が成立せずマーケットが閉幕。
だが、現地時間12日にボローニャとモントリオール・インパクトの会長を兼任するジョーイ・サブット氏と移籍に向けて交渉を行う予定になっているという。
この階段が順調に進めばモントリオール・インパクト移籍が事実上決定となる。
交渉は順調に進むことになるとみられているが、無所属のジラルディーノの去就に関心を示しているクラブが、もう一つある。
かつて籍を置いたジェノアだ。今夏の移籍市場でFWジャンルカ・ラパドゥーラが左膝十字靭帯の損傷により45日間の離脱を余儀なくされている。
そのため、ジェノアはラパドゥーラの代役にジラルディーノがリストアップされているという。
選手生命が残り少なく、新チームで腰を据えた戦いを希望していることは間違いないだろう。
かつて、元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタが在籍したこともあるモントリオール・インパクト。
欧州で活躍した選手を受け入れる土台はできている。
複数のクラブを転々としてきた苦労人のジラルディーノ。35歳を迎え、再び短期間でジェノアへ加入することを選択するのか? それとも、“ 黄金郷 ”アメリカへ新天地を求めることとなるのか注目が集まりそうだ。