PSVが元オランダ代表MFイブラヒム・アフェライを獲得したことを発表した。
1年契約を締結し2020年までクラブに在籍することとなる。
2004年に18歳の若さでPSVのトップチームデビューを飾ったアフェライ。
オランダの将来を担う1人として大きな期待を集めていた。
トップチーム昇格後、好調をキープし好プレーを連発していたところ、バルセロナが獲得に打診。
選手の憧れであったバルセロナ加入を2011年1月に実現させ、飛躍が期待されたが、この移籍がアフェライのキャリアを大きく狂わせることに。
バルセロナでプレーした4年間で大きく出場機会を失ったアフェライ。
得ることができた出場機会はわずか35試合にとどまり、シャルケ、オリンピアコスへとレンタル移籍も経験。
2015年に契約満了でバルセロナを退団し、ストーク・シティへ新天地を求めたものの、2部降格、負傷による長期離脱、素行不良による処分なども経験。
荒れに荒れた私生活も影響し、2019年1月にクラブと双方合意に基づく契約解除に至っていた。
ただ、現役生活を終えるにはまだ早い。
今夏に新天地を求め就活を続けてきたアフェライが、古巣PSVへ復帰することが決定。
在籍していた当時とは大きく立場は異なるが、クラブを率いるマルク・ファン・ボメル監督は次のようなコメントを残している。
「 イビ( アフェライの愛称 )をファーストチームの一員として迎え入れることを楽しみにしている。彼のフットボールに対する愛情は彼にPSVでプレーする喜びをもたらすだろう。そして、彼は重要な経験も積んでいる 」
指揮官からの高い評価に、アフェライは新天地でどのような貢献をもたらすこととなるのか注目だ。
PSV
イブラヒム・アフェライ獲得を正式発表https://t.co/D3pGXrOB9X— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 18, 2019