アトレティコがアーセナルのベジェリン獲得を画策

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 アーセナル所属のDFエクトル・ベジェリン。アトレティコ・マドリーがベジェリン獲得に関心を示しているようだ。
 この夏、アトレティコは主力選手の退団が相次いでいる。

 

 すでに、ディエゴ・ゴディン、フアンフラン、リュカ・エルナンデスと近年主力としてチームを支えてきた選手がクラブを後に。
 アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、代名詞である守備力強化に向け最終ラインの補強を熱望。

 

 そこで新たにターゲットの1人とされたのがベジェリンだという。
 ベジェリンには、昨年夏にもユヴェントスが獲得に動き移籍金5000万ポンドの条件をアーセナルに提示したが、このオファーを拒否。

 

 ベジェリンとアーセナルの現行契約は2023年まで残していることもを考えると、さらなる高額な移籍金が必要になるかもしれない。
 とはいえ、アーセナルの今夏の現状は大きく異なる。

 

 クラブフロントからの資金面でのバックアップを受けることができていないアーセナル。
 夏の補強資金は推定4000万ポンドと伝えられており、移籍金の高騰が問題視される昨今で満足できる補強は行えないのが現状。

 

 主力選手売却で資金捻出しか選択肢はなく、現スカッドをふるいにかけているのが現状だ。
 アトレティコは、ベジェリン獲得に強い関心を示しており、取引の条件にウナイ・エメリ監督がセビージャ時代に指導したFWビトーロを交渉の切り札として考えている様子。

 

 アーセナルは、この夏ダニー・ウェルベックがクラブをさったこともあり前線の補強を検討していることは間違いない。
 ビトーロをよく知るエメリ監督が、関心を示す可能性は十分に考えられるだろう。

 

 現在、膝の靭帯損傷で治療中のベジェリンは、今季開幕に間に合わない可能性が示唆されている。
 アーセナルは、大連一方所属のヤニック・フェレイラ・カラスコ獲得に関心を示すなど、精力的な動きを見せており、この交渉の進展具合によってはベジェリンの交渉は大きく動く可能性も考えられるが果たして。

 

 

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