くすぶり続けるアラバの去就は? 代理人がマドリーからの関心を明らかに

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 バイエルン・ミュンヘン所属のDFダヴィド・アラバ。マーケットが近づくにつれ移籍が噂され、その去就が注目を集めている。
 今冬の移籍市場でレアル・マドリーがアラバ獲得に関心を示していたことは周知の事実。

 

 消滅したかに思われていたアラバ移籍オペレーションが、ここにきて再燃し始めたようだ。
 アラバが主戦場とするポジションは左サイドバック。

 

 マドリーの同ポジションにはマルセロが絶対的主力として君臨しているが、すでに30歳を迎えており世代交代を視野に入れる必要がある。
 うだつの上がらないテオ・エルナンデスを売却し、フルアムからライアン・セセニョン獲得するプランが浮上している。

 

 将来を有望視されるセセニョンだが、まだ17歳と経験において未熟。
 スムーズな世代交代を目指すなら、今年26歳を迎えるアラバが理想的な存在だろう。

 

 とはいえ、交渉相手はあのバイエルンだ。選手本人が移籍を望まない限り、いかなるオファーも拒絶し続けるのがクラブのアイデンティティ。

 

 マドリーがアラバ獲得を実現させるとすれば、選手を口説き落とすしか方法はないのが実情だ。
 だが、今季途中に選手がステップアップの移籍を検討することを主張したこともあり、交渉成立に向けた糸口は十分にある。

 

 去就が注目されるアラバだが、選手の代理人を務める父親のジョージ・アラバ氏が次のような興味深いコメントを残している。

 

「 誰もが知っているようにレアル・マドリーはダヴィドに興味を寄せている。だが、今の時点で何か言えることはない。今夏にどうなるか見てみよう。今どのクラブが彼に興味を持っているかを話すのか適切な時ではない 」

 

「 みんながすでに知っているようにレアルからの関心は秘密なことではない。でも、今シーズンが終わるまでは何もいうことはない 」

 

 各ポジションに代表中心選手を抱えているものの、かつてのように“ ネームバリュー ”だけの選手は存在しなくなったマドリー。
 その補強リストにアラバがリストアップされているのであれば、向こう数年のうちに交渉に本腰を入れるのではないかと考えるのだが。

 

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