成績不振のバイエルン、コバチ監督解任で後任にジネディーヌ・ジダン氏をリストアップか?

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 今季、苦しい戦いを強いられているバイエルン・ミュンヘンが、成績不振を理由にニコ・コバチ監督の解任を検討しているようだ。

 

 すでに、後任人事も着手しており、レアル・マドリーでチャンピオズリーグ3連覇という偉業を成し遂げたジネディーヌ・ジダン氏の招聘を画策しているという。

 

 ジダン氏においては、すでにマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン、ユヴェントスといったクラブが招聘の可能性を探っている。
 この争奪戦に、バイエルンも指揮官就任オファーをジダン氏のもとに提示したと伝えている。

 

 これまで、低迷が続くユナイテッドがジョゼ・モウリーニョ監督を解任し、ジダン氏を後任人事に着任させる方針で動いていた。
 が、その後、徐々にチームのパフォーマンスが戻りつつあり、ユナイテッドはジダン氏に依然関心を示しつつもモウリーニョ政権が当面は継続されそう。

 

 一方で、ユヴェントスもジダン氏招聘を画策するクラブの一つ。
 今季、チャンピオンズリーグタイトル獲得が至上命題であるユヴェントス。

 

 これを実現させることができなければ、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の退任はほぼ確実で、後任にジダン氏がリストアップされているという。

 

 ただ、これら2つのクラブよりも難しい状況に置かれているのがバイエルンだ。
 今季、ニコ・コバチ監督を新たに迎えシーズンを迎えたが、リーグ戦での苦戦が続きまさかのリーグ5位。

 

 先日行われた、リーグ第11節のボルシア・ドルトムント戦での敗戦はクラブ幹部にとって想像以上のダメージだったようだ。
 すでに、ジダン氏と接触し監督就任の可能性を探ったという。

 

 当面は、来季以降の監督就任という名目でのオファーを提示したバイエルン。
 だが、このままクラブの低迷が続けば早い段階でコバチ監督の更迭を断行し、ジダン氏を招聘することも考えている。

 

 ただ、当のジダン氏はいたって冷静だ。多くのビッグクラブから届くオファーを見極めるため、今季は休養に時間を割くのではないかと見られており、今後の状況に注目が集まりそうだ。

 

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