チェルシー所属のFWオリヴィエ・ジルー。今夏に契約満了でチェルシー退団が噂されたジルーだが、一転クラブと契約延長で合意した。
現行契約に付帯されていた1年間の延長オプションを行使することになる。
2018年1月にアーセナルから加入したジルー。
在籍3年半で公式戦119試合に出場し39ゴール14アシストを記録。
近年は出場機会減少で移籍が噂され、今季公式戦31試合に出場したものの途中出場が多く、フル出場はわずか1試合のみとなっていた。
ジルーの去就にはプレミアリーグの複数のクラブやACミランらが関心。
とりわけ強い関心を示していたのがミランで、報道では2年の契約で個人合意に達していたと伝えていた。
ジルーとの契約延長についてチェルシーでディレクターを務めるマリナ・グラノフスカイア氏は次の通りコメント。
「 オリヴィエは、2018年のFAカップ優勝、2019年のヨーロッパリーグ優勝に至るまでの11ゴールなど、数々の場面でこのクラブにとって欠かせない存在であることを証明してきました。彼は重要なゴールを決め続けており、今シーズンのチャンピオンズリーグ、アトレティコ・マドリード戦での活躍は決して忘れられません。まだまだ選手としてプレーできる彼に対するクラブの考えは一つだけで、4月に既に延長更新の契約を結びました。」
未だミランがジルー獲得に関心を示しているという報道もあるが、フリーでの獲得が前提の契約であったことは間違いない。
チェルシーと契約を延長したジルーは、来季クラブ残留の可能性が高いとみられている。
チェルシー
オリヴィエ・ジルーと契約延長を発表
付帯していた1年間の延長オプションを行使https://t.co/mBYAPOM12A— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 4, 2021