チェルシー所属のFWオリヴィエ・ジルー。クラブは、同選手と1年間の契約延長オプションを行使したことを発表した。
両者の現行契約は今季限りで満了を迎える予定にあり、今夏の去就が注目されていた。
チェルシーは、現行契約に付帯していた延長オプションを行使しジルーとの契約期間が2021年まで延長される形に。
今回の決定を受けジルーはクラブの公式サイトで次のような喜びのコメントを残した。
「 チェルシーでの旅と冒険を続けることができて嬉しい。チームメイトと競争してサッカーを楽しむのが待ちきれない。特にチェルシーのユニフォームを着ること、スタンフォード・ブリッジでファンの前で着ることを楽しみにしている 」
今冬の移籍市場で出場機会を求め移籍の可能性を模索していたジルー。
EURO2020本大会出場に向けての動きであったが、新型コロナウィルスの影響もあり2021年に開催が延長。
今冬の移籍は実現せず、契約満了で新天地を求めることが噂されていた。
今夏の移籍市場でストライカーの補強が噂されていたチェルシー。
リーグ戦中断の経済的打撃が大きく、今夏の補強の見通しが立たない現状だけに戦力として計算できるジルーとの契約延長を決断したのかもしれない。
今後、ジルーは代表招集に向けチェルシーで出場機会を確保することが当面の目標となる。
世代交代を推し進めるクラブにおいて苦しい立場であることは間違いないが、今後の活躍に期待が寄せられるだろう。
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オリヴィエ・ジルーと1年間の契約延長オプション行使を発表https://t.co/Fv8yazbxwp— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 21, 2020