アヤックス、テン・ハーグ監督と契約延長を発表

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 アヤックスを率いるエリック・テン・ハーグ監督。クラブがテン・ハーグ監督との契約を2022年まで延長したことを発表した。
 2017年12月にアヤックスの指揮官に就任したテン・ハーグ監督。

 

 今季、6季ぶりのリーグ制覇に導くと、KNBVカップ( 国内カップ戦 )を9年ぶりに制し、国内2冠を達成。
 驚愕だったのが、予選2回戦から出場したチャンピオンズリーグで準決勝進出という快挙を成し遂げたこと。

 

 決勝トーナメントでは、3連覇中のレアル・マドリーやビッグイヤー大本命のユヴェントスを退けたことが世界中の話題となった。
 指揮官の手腕を高く評価するクラブが続出し、とりわけ強い関心を示していたのがバルセロナ。

 

 一部の報道では、エルネスト・バルベルデ監督の後任としてバルセロナ指揮官就任が噂されていたテン・ハーグ監督。
 だが、最終的にバルベルデ監督の残留が濃厚となり、テン・ハーグ監督はアヤックスとの契約延長を決断した。

 

「 とても嬉しい。我々は素晴らしい1年を過ごしたが、今はこれを続けていきたいと思っている。素晴らしい結果を手にしたからこれを繰り返すのは地獄のような仕事になるだろう。でも、改めて目標を設定していい結果を残せるようにしたい 」

 

 来季への意気込みを語った。
 ただ、来季以降難しい戦いが続く可能性は大いにある。

 

 今季の好成績を受け、チームで主力として活躍してきた複数の選手をビッグクラブに引き抜かれることは確実だ。
 すでに、数名の選手は移籍が決定しており、クラブは代役確保に奔走。

 

 とはいえ、さほど心配する必要はないのかもしれない。
 継続的にトップチームへ選手を供給する下部組織の存在は頼もしい限りだ。

 

 もしかしたら、欧州一の育成部門として評価できるだけの組織なのかもしれない。
 今季同様に、ベテラン選手と生え抜き選手をうまく融合し、成長を促しながら戦い続ければ、大きな結果を残すことができるかもしれない。

 

 それを実現させるためにも、テン・ハーグ監督の手腕の見せ所といったところだろうか。

 

 

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