現役引退を示唆したカカ、古巣サンパウロが獲得に意欲

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 アメリカMLSのオーランド・シティを今季終了した時点で退団することを発表した元ブラジル代表MFカカ。
 同時に現役からの引退も表明したが、古巣サンパウロのカルロス・アントニオ・バロス会長が、カカ復帰に意欲を燃やしているようだ。

 

 すでにサッカーへの魅力を失いつつあるカカだが、バロス会長は同選手の現役復帰に向け、次のような力強いコメントを残した。

 

「 まだ何もないが、可能性はあるだろう。彼はサンパウロの歴史に多くを与えてくれた選手であり、彼が復帰を望むのであれば、我々は必要なことを全てやるよ 」

 

 キャリア最高期を欧州で過ごしクラブそして個人賞など獲得できうるタイトルを総なめしたカカ。
 欧州最後の舞台となったレアル・マドリーでは本来のパフォーマンスを発揮することができなかったものの、その数々の栄光は母国ブラジルで高く評価されている。

 

 現役引退を発表したカカだが、ここ数日その考えに変化の兆しが見え隠れしている。

 

「 第一の選択肢はプレーを続けることだ。現役を終えることもオプションとしては頭の中にある。どの選択肢がベストなのかを考えるよ 」

「 もちろん。私のクラブでのプレーにおける歴史を考えれば、サンパウロ復帰というのは大きな可能性となり得るだろうね。クラブとの結びつきは非常に強いんだ 」

 

 永遠のアイドルであるカカも、すでに35歳。
 現役引退の日々が刻一刻と迫っている中、母国ブラジルへ復帰することとなるのか注目が集まりそうだ。

 

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