ロシア・ワールドカップ終了で一区切り?
エデン・アザールがチェルシー退団を示唆。新天地は、悲願のあのチーム?
レアル・マドリーがアザール獲得に興味だhttps://t.co/WPhPsMiIcW— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 16, 2018
チェルシー所属のMFエデン・アザールが、クラブ退団を示唆するコメントを残した。
「 チェルシーで6年を過ごした後のこのW杯後。何か違うものを見つける時が来たと思う。出ていくか、残るか、僕は決められる。でも、最後に移籍するかどうかを決めるのはクラブだ。もし許可してくれれば、僕の行きたい場所は知っているだろう 」
アザールが示唆する新たな所属先はレアル・マドリーだ。
常にマドリー移籍の可能性を模索し続けて来た27歳のベルギー代表MFは、今夏が自身最高の形で移籍するラストチャンス。
これまで、移籍に大きく近づけば選手生命を脅かされる負傷を負うなどマドリーとは縁遠かったアザール。
ワールドカップを自身最高の形で終えることができ、マーケットを最高の形で迎えることができた。
先日、マドリーはFWクリスティアーノ・ロナウドをユヴェントスへ売却し、新たな扉を開いた。
フロレンティーノ・ペレス会長は、以前からアザールの去就に注目し続けていたが、この夏両者は大きな歩み寄りを見せることができるか?
移籍交渉最大のネックは、移籍金であることは言うまでもない。
過去、マドリーはアザール獲得に向けチェルシーと合意寸前まで交渉を進展させていたことがあった。
その際、マドリーがチェルシーに用意したオファーは推定1億ポンド。
だが、今夏のチェルシー側の要求額は推定2億ポンドだ。
チェルシーにも、今夏大きな変革期を迎えるかもしれない大きな動きがある。
これまでチームで中心選手として活躍してきた複数の選手がチーム流出の危機。
クラブフロントは、高値で売却可能な選手を速やかに売却し、スカッド強化に取り組まなければならない状況だ。
アザールというベルギーの天才を売約するだけで推定2億ポンドの収益を得ることができれば、チーム全体を強化することは可能。
チェルシーの今夏の補強必須ポジションは、[ GK、DF、MF、FW ]と多岐にわたる。
というか、ほぼ全てのポジションだ。
チェルシーに残留することで、選手のモチベーションは大きく低下することは間違いない。
そう考えると、アザールを首尾よく高値で売却し、補強が必要なポジションに一極集中で資金を投下し、これまで以上のクラブを作り上げることができそうなのだが果たして。