ストライカー不足のボルシアMG、マインツから武藤嘉紀獲得を検討か?

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 マインツ所属のFW武藤嘉紀。ボルシアMGが武藤獲得を検討していることが明らかとなった。
 今夏の移籍市場でストライカーの補強を目指すボルシアMG。

 

 交渉を進めているものの、補強は順調には進んでいないのが現状だ。
 当初リストアップしていたハノーファー所属のFWニクラス・フュルクルーグ獲得が失敗。

 

 17-18シーズン準レギュラーとして活躍したFWヨシップ・ドゥミッチが移籍を示唆するコメントを残しており、ストライカーの補強は急務。

 

 新シーズンに向けストライカーの補強を画策するボルシアMGが、武藤に白羽の矢を立てたようだ。
 武藤は、今季途中からマインツフロントと今夏の移籍に向け交渉を進めていた。

 

 現地メディアでは、武藤は悲願のプレミアリーグ挑戦を希望しているとも伝えたこともあったが、日本代表がW杯早期敗退したことで可能性は事実上破断。
 だが、昨季公式戦で30試合に出場し10ゴールをマークした武藤を、高く評価するドイツ国内のクラブは多い。

 

 現在25歳と年齢も若く、今後選手として充実した時間を過ごすと予想される武藤に設定された移籍金も高額な部類に属さない。

 

 堅実な戦力補強を画策するボルシMGにとっては、武藤は理想的なターゲットとなりえるのかもしれない。
 すでに、ニース所属のFWアラサヌ・プレア獲得を目指すボルシアMG。

 

 マインツ幹部も武藤の去就について、適切なオファーが届けば交渉の席に着くと建設的な姿勢を見せている。
 ボルシアMGにとって交渉の打開策は、マインツがリヨン所属のFWジャン=フィリップマテタを獲得したため、前線の戦力のスリム化にも動いている。

 

 移籍を検討する武藤は、未だプレミアリーグ挑戦の可能性を探りながら、ドイツ国内でステップアップの可能性も模索している。
 日本代表の快速ストライカーは、この夏にどのクラブを新天地として選ぶこととなるのか注目が集まりそうだ。

 

 

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