チェルシーとユナイテッドがザカリア争奪戦参戦へ

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 ボルシアMG所属のMFデニス・ザカリア。来年夏の移籍市場に向けチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドがザカリア獲得に向け調査を進めているという。

 

 2017年夏にヤング・ボーイズからボルシアMGへ加入したザカリア。
 ここまで公式戦96試合に出場し主力として活躍。

 

 今夏の去就にも注目が集まっていたが、2020年3月に膝を負傷し戦列に復帰することができない状況が続いている。
 すでにバイエルン・ミュンヘンがザカリア獲得に関心を示しているが、この争奪戦にチェルシーとユナイテッドが参戦。

 

 中盤の守備組織拡充を求める両クラブがザカリア獲得に関心を示しているという。
 ボルシアMGとザカリアの現行契約は2022年まで。

 

 クラブ側は売却を検討しているものの、安価な価格での取引は望んでいない模様。
 報道によると、ボルシアMGはザカリア売却に向け最低交渉ラインを5000万ユーロに設定し他クラブを牽制。

 

 今夏の移籍市場で3億ユーロという巨額をマーケットに投資し6選手の実力者を獲得したチェルシー。
  CMFのポジションは、ジョルジーニョとエンゴロ・カンテが在籍し好調を維持。

 

 今夏の補強は見送ったものの、今季終了のタイミングで前者は29歳、後者は30歳を迎える。
 とりわけ去就が注目されるのが30歳を迎えるカンテ。

 

 チェルシーとカンテは、2023年まで現行契約を残しているが、契約延長の可能性は望み薄。
 来夏の去就も注目されているだけにザカリア獲得には本腰を入れたいところか。

 

 一方、ユナイテッドは今夏中盤にドニー・ファン・デ・ベークを迎え入れ攻撃のオプション増加に成功。
 懸案としてきた中盤の守備組織の整備は進まず、MFネマニャ・マティッチやMFフレッジ、MFスコット・マクトミネイ等がポジションを争っているのが現状。

 

 32歳を迎えたマティッチのフル稼働は苦しくなり始め、世代交代が必須のポジション。
 だが、フレッジ、マクトミネイ共にブレイクの兆しが見えず苦しいシーズンを過ごしている。

 

 ユナイテッドはザカリアを獲得し中盤の組織再構築に向け動きを強める可能性も考えられるが果たして。

 

 

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