パストーレ獲得に動くインテル、現実は厳しい状況に

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 パリ・サンジェルマン所属のMFハビエル・パストーレ。今冬の移籍市場でパリSG退団が噂されるパストーレには、インテルが獲得の可能性を探り続けている。

 

 移籍期限の31日が迫る中、パストーレ獲得に向け粘り強い交渉を進めるインテルだが、クラブのピエロ・アウジリオSDは同選手の移籍交渉の現状を次の通り明らかとした。

 

「 進展はない。私の仕事は夢をプレゼントすることではない。現実しかプレゼントできない。インテルのために尽くしているが、現段階で条件は揃っていない 」

 

 トップ下の補強を求めるインテルは、パストーレを買取オプション付きのレンタル契約での獲得を目指している。
 だが、パリSGは完全契約での取引を望んでおり、要求する移籍金も決して安くない。

 

 クラブで出場機会を得られないパストーレ。選手の代理人は現状を次の通り説明しインテルからの歩み寄りを示すコメントを残している。

 

「 パリSGはパストーレ売却を望んでいない。現実的で具体的なオファーが届けば、パリSGも反対しないだろう 」

 

 とはいえ、FFP抵触の可能性も考慮し余剰人員の売却に迫れれているパリSG。
 インテルが求めるレンタル契約での取引は、パリSGにとって全く旨味はなく、このままマーケット閉幕を迎えることとなりそうだ。

 

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