マンチェスター・ユナイテッド所属のGKダビド・デ・ヘア。パリ・サンジェルマンがデ・ヘア獲得を目指しているようだ。
今夏の移籍市場で守護神のテコ入れにアトレティコ・マドリー所属のGKヤン・オブラク獲得に向け交渉を進めていた。
だが、アトレティコの戦力補強禁止処分が大きく影響し、パリSGが獲得を実現させることができなかった。
今夏の移籍市場でバルセロナからFWネイマールを引き抜き、同時にASモナコからFWキリアン・ムバッペを獲得したパリSG。
世界中を震撼させたこの補強は、来夏も断行することとなりそうだ。
チャンピオンズリーグ制覇に向けさらなる戦力補強を模索するパリSGは、守護神に問題を抱えていると考えており、デ・ヘアをターゲットに。
とはいえ、レアル・マドリーもデ・ヘア獲得に関心を示しており、争奪戦は必須だ。
一説によると、デ・ヘアはスペイン復帰を熱望しているとされている。
だが、ユナイテッドとの現行契約に、契約解除金が設定されていない現状を考慮すれば、交渉は難航することは間違いない。
今夏の移籍市場でマドリーが、推定6000万ポンドのオファーを提示したが、ユナイテッド側がこれを拒否。
これにより、移籍交渉に向けた最終ラインが6000万ポンド以上に設定された。
パリSGにとって、この金額を支払うことは造作もないのは事実。
だが、選手本人がスペイン復帰を望んでいることを考えると、マドリーが争奪戦を一歩リードしている。
ユナイテッドとデ・ヘアの現行契約は2019年に満了を迎える。
選手がユナイテッド退団を望めば、来夏の移籍市場での売却交渉が一気に進展を迎えることに。
去就が注目されるデ・ヘアだが、パリSGは破格のオファーを用意しており、今後の動きに注目が集まりそうだ。
なお、マドリーはデ・ヘア獲得に向けGKケイロル・ナバスをパリSGへ譲渡するようリクルーティングを勧めているとされている。