マンチェスター・ユナイテッド所属のFWアレクシス・サンチェス。
今季、レンタル契約でインテルに在籍。
今季限りでレンタル契約が終了を迎えるサンチェスだが、インテルは同選手の契約に付与される買取オプション行使の可能性を模索している模様。
加入直後からコンスタントにプレーし活躍を続けてきたサンチェス。
だが、シーズン途中に負傷離脱しレンタル契約満了でユナイテッド復帰が有力視されてきた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーグ戦中断の影響もあり、レンタル期間はリーグ戦終了まで延長することで両クラブが合意。
選手にとってリーグ戦の中断は好条件に働き、シーズン再開後はコンスタントに出場機会を掴むことに成功。
先日行われたリーグ第29節のブレシア戦で1ゴール2アシストの活躍を披露。
リーグ戦終了までのレンタル期間延長を勝ち取ったインテルは、8月上旬に開催されるヨーロッパリーグでサンチェスを起用することは可能。
ただ、この試合を勝利しEL準々決勝進出を決めた場合、サンチェスを取り巻く情勢は大きく変化する見通しだという。
ユナイテッドは、今夏の移籍市場でサンチェス売却を目指しており、負傷リスクを考慮し更なるレンタル期間延長を認める考えはない。
インテルは、ラウタロ・マルティネスにバルセロナ移籍の可能性は燻っているのが現状。
前線の貴重な戦力として復活の兆しを見せるサンチェス慰留は補強の選択肢の一つとして考えているかもしれない。
報道によると、インテルはサンチェス残留を目指しユナイテッドと買取オプション行使に向けた交渉を進める意向だという。
サンチェス買取に設定されたオプション行使に必要な金額は移籍金2500万ユーロ。
ジュゼッペ・マロッタCEOは2000万ユーロの上限を設定しユナイテッドとの交渉を進める意向だという。
ユナイテッドは、サンチェスに対しチームトップクラスのサラリーを支払っており負担軽減を目論む。
移籍金を減額してでも売却を目論んでいるとも噂されており、インテルとの交渉は大きく前進する可能性も考えられるが果たして。
インテル
マンチェスター・ユナイテッド所属のFWアレクシス・サンチェス買取に動くhttps://t.co/63bQR7X9Vt— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 4, 2020