ナポリ所属のDFカリドゥ・クリバリ。リヴァプールがクリバリ獲得に向け代理人と接触したようだ。
先日、ACミランがDFデヤン・ロヴレン獲得に向け交渉をスタートさせたと伝えられたばかり。
リヴァプールは、条件次第でロヴレン売却を容認する方針で動いており、新たなセンターバック獲得を模索。
そこで浮上したのが、今夏の去就が注目を集めるクリバリだ。
報道によると、リヴァプールはクリバリの代理人を務めるファリ・ラマダーニ氏と接触したと伝えた。
この接触では、具体的な交渉には至っていないと推察されるが、今夏の移籍の可能性を探るためであることは間違いないだろう。
ただ、クリバリ獲得には巨額の移籍金が必要であるいことは間違いない。
先日、マンチェスター・ユナイテッドがクリバリ獲得に向け移籍金9640万ポンドを提示するも、ナポリはこれを拒否。
獲得には、最低でも1億ポンドの移籍金が必要となり、同選手に対する契約解除金も存在していないのが現状。
FFPを考えれば、リヴァプールに移籍金を支払う余裕がないのは明白で、移籍交渉成立は非現実的と考えてもいいのかもしれない。
とはいえ、来夏の移籍市場に向けた交渉の地ならしとしては最適なタイミングでの接触と言っていい。
ナポリとクリバリは、来夏から1億3150万ポンドの契約解除金が設定される契約を締結しており、交渉の可能性は残される。
ナポリの強気な姿勢を考えると、クリバリの今夏の退団の可能性は考えにくい。
現行契約を2023年まで残すクリバリだが、28歳という年齢を考えれば来夏ステップアップを求めても不思議ではないはず。
クリバリの去就には、ユナイテッドの他にもレアル・マドリーも獲得の可能性を探っており、今後熾烈な争奪戦に発展することになるかもしれない。
リヴァプール
ナポリ所属のDFカリドゥ・クリバリ獲得に関心?
代理人と接触が噂https://t.co/L9pfG0uP0f— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 19, 2019