ユナイテッドが、今冬にA・サンチェス売却を検討か?

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 マンチェスター・ユナイテッド所属のFWアレクシス・サンチェス。今冬の移籍市場でクラブ退団の可能性が報じられた。
 昨冬の移籍市場でアーセナルからユナイテッドへ新天地を求めたサンチェス。

 

 ユナイテッド移籍後、チーム戦術にフィットしきれず本来のパフォーマンスを披露できずにいる。
 今季も、リーグ戦5試合に出場しているが1アシストを記録するのみで未だ無得点が続いている。

 

 なにより問題視されているのが、クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を失いつつある点だ。
 クラブ内に漂う不穏感に足を引っ張られる形でゴールから遠ざかるサンチェスは、途中交代を強いられるなど攻撃陣で序列は下降気味。

 

 年内に30歳の大台を迎えるサンチェスはユナイテッドから2600万ポンドのサラリーを受け取っている。
 現地メディアでは、サンチェスが受け取るサラリーに見合っただけのパフォーマンスを披露できていないと酷評。

 

 一気に今冬の移籍に向けマーケットが動き始めているという見方が強いのが現状だ。
 この報道を受けてかは不明だが、クラブ側もサンチェスが結果を残すことができなければサラリーを減額した契約を提示するか売却を検討する方針で動いているという。

 

 なにより気になるのは、モウリーニョ監督の発言だ。

 

「 彼はシーズン開幕前の親善試合では良いパフォーマンスを見せていた。開幕直後に軽く負傷してしまったが、サンチェスは努力家な選手だ。ここから絶好調に調子を取り戻すに違いない 」

 

「 しかし、このクラブには才能あふれる選手が多くいる。ポジション争いがとても厳しいことは事実であり、結果を残す必要もある 」

 

 指揮官が得意とする戦術で選手に危機感を抱かせる発言だが、この動きにどこまで真実があるのか?
 そもそも、昨冬のマーケットでの獲得の意味すら未だみえてこない。

 

 移籍濃厚とされたマンチェスター・シティから強奪したまではよかったが、サンチェスという逸材を活かすだけの材料をクラブが持ち合わせていなかったのは事実だろう。

 

 わずか1年という短い時間でサンチェスに見切りをつけることとなるのか?
 とはいえ、チーム内の士気低下と選手と指揮官に深刻な溝ができていることが問題であり、クラブ側はその部分を早急に解決する必要があるとも考えるのだが。

 

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