今冬の移籍市場でCFの補強を画策するアーセナルが、FWジエゴ・コスタ獲得に向け精力的な動きを見せているという。
昨年夏にアトレティコ・ミネイロに加入したものの満足できる結果を残せず、先日クラブを退団したコスタ。
欧州復帰を画策するD・コスタの下には複数のクラブが興味を示しているが、未だ新天地は決定しておらず去就が注目。
選手自身は、自らの去就決断に焦りはなく来季に向け照準を絞っている可能性も考えられる。
だが、急を要しているのはアーセナルだ。
元主将のFWピエール=エメリク・オーバメヤンにクラブ退団の可能性が噂。
昨季主力として活躍したFWアレクサンドル・ラカゼットとの現行契約は今季終了までで、今季満足できるような出場機会が与えられていない状況にある。
これまでアーセナルは、フィオレンティーナ所属のFWドゥシャン・ヴラホヴィッチ獲得に関心を示している通り、CFの補強は急務。
そんななか、チェルシー在籍時、プレミアリーグで50ゴール以上をマークするなど、イングランドでの実績十分のD・コスタ獲得に関心を示している。
現地の報道では、正式オファーは提示してないものの、選手側との接触も済ませているという。
なお、D・コスタにはアーセナル以外にもコリンチャンスやサンパウロ、カディスといったクラブが獲得に関心。
いずれのクラブも獲得オファーを提示したものの、選手を満足させるだけの条件ではなかったようだ。
D・コスタの近年の動きから鑑みるに、アーセナルが選手獲得にどの程度の条件を用意できるかが交渉の鍵を握る。
サラリー当初条件が整えば、選手側が契約に応じる可能性はかなり高い。
ただ、ミケル・アルテタ監督下で選手が大きな結果を残すことができるかは不透明。
さほど運動量が多いタイプの選手ではなく、33歳という年齢を考えれば高すぎる買い物になる可能性もある。
前半戦の不振から脱却しリーグ4位入りも視野に入ってきたアーセナル
後半戦に向けた補強となるが、D・コスタが期待通りのパフォーマンスを披露できるのか?
クラブ首脳陣には冷静な分析と判断力が問われることとなりそうだ。
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FWジエゴ・コスタ獲得に関心https://t.co/hYVdg1TxZj— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) January 17, 2022